#005 解き放て、我らが新時代

タイトルからわかるように、私はエレファントカシマシ、宮本浩次のファンであります。

彼に今起きている変化が素晴らしい。
盤石のロックバンドフロントマンとしての地位を30年かけて確立し、現在はソロ活動中。

新譜は彼流のヒップホップのようで。

NHK合唱団出身としての、圧倒的な歌唱技術を基礎として、バンドスタイルを30年かけて耕し一定のルールの中での試行錯誤を行い、ソロではバンドでできなかったことを実践しておられる現況。

強烈な個性との世間のギャップゆえ、時間はかかっているが、アプローチが明確、自分の可能性と、世の中との評価をすり合わせて結果を出そうとしている。素晴らしい。
歌唱法ゆえに、なかなか一般的な評価は得にくい気もするが、そんなものは織り込み済みだろう。

さて、令和の時代を迎え、自分自身を振り返ってみると、なかなか宮本氏のように羽ばたける状況にはなく、いろいろと苦しい状況ではある。

世間一般から見ると、非常に順風満帆…。
一応そういう自覚があり、それに誇りを持ちなさいよ、と言われればそれまでなのだが、私は謙遜と自信の境界線の引き方が非常に不得手で、ここまで苦しい思いをしてきている。

一言でいうと、屈折している。褒められ慣れていないし、褒められてもうまく切り返せない。
"うー、、、ありがとうございます"
というのが精一杯。なんともバランスが悪く、いい循環が生み出せていない。

ならば、独学でいろいろなスキルピースを持っておいて、切れるカードとして準備しておきたいのだが、育児期間中では到底時間が確保できない。MACでiPhoneのバックアップを取ることすら、2歳、0歳に襲撃されてまともに落ち着いて完了できない始末。

よって、自己研鑽は日々の仕事の中で、迷ったら少しでも挑戦する方を選択して、逃げないように実践するしかないのである。これは常にぶっつけ本番、自身の混乱を伴う危険な方法だ。
周囲に迷惑をかけないラインの見極めなど、非常にストレスフルな状況に自ら足を突っ込んでいることに気づいたのは、この連休で少し回復してのことだった。改めたい。

会社においてはふっと考え事をまとめる10分の捻出にも苦労しているのに、育児では贅沢に時間を使い倒す息子たちともどかしく接することがしばしばなんだよなー。僕にとってはこのギャップは相当苦しい。

でもね、たとえ苦しくたって、どうせならできることはやっておきたいのだ。

こうやってnoteを始めたのも、文章を書く習慣を作りたいという気持ちからだし、体力をつけるトレーニングも、語学学習もやりたいのだ。

これらは必ず実践に結びつける。


ここまで連休の4/10を過ごしたが、日々体が軽くなっていくのを感じていて、日頃の疲労蓄積たるやなかなかのものだな、と痛感している。

出先で買ったチョコラBBハイパーが思いのほか効いて、これからモンスターエナジー飲むの控えてこっちにしようかな、、とか反省して。

現場、こんな感じで苦しみながらそこそこやっていながら、家庭をもてて、子供まで授かったのだから、平成というのは私にとっていい時代だったのだろう。

最近は育児だけでなく仕事をしてても、時代の変わり目にいることを強く感じる。

平成は先代が与えてくれた時代だった。

令和がこれからいい時代になるように、自分たちや次の世代のために、一番いいことを考えて実践していくのみ。

令和と同時にやってきた、”解き放て、我らが新時代”という強烈なフレーズは苦しみながらも自分たちの時代を作ろうというメッセージとして私のところに届いたように思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?