なぜプーチンはウクライナへの戦争を辞めることができないのか

今年最も話題になったことといえば、やはりプーチンとウクライナの戦争だろう。

現在物量で勝っていたはずのロシアがウクライナに負け始めてきたのか、これは多くの人間が語っていることなので今更語る必要もないだろう。

では、なぜプーチンはウクライナへの戦争を辞めることはできないのだろうか。

僕はこれについては恐らく国際政治の世界よりもいわゆる反社の理屈=ヤクザの理屈で考えた方が筋が通るのではないかと思う。

もう大陸より東側のロジックは我われのような自由社会・民主主義のロジックではない完全に文明的ではないロジックで動いている。

かつて山口組に在籍した竹垣氏は自身の動画でヤクザの親分が簡単に引退できない理由を語っていた。



上記の動画をまとめるとかつて親分や組長と言われて慕われていた親分がヤクザを辞めると途端に若い衆つまりかつての子分に舐められ金を奪われるなどひどい目にあうということになっているそうだ。

プーチンが恐れているのはこういう状況だろう。

つまり、今までいじめてきていたかつての子分であるロシア内部の人間にクーデターをされることを恐れているのだ。

あるいは、中国やカザフスタンのようなかつての東側のほかの国に完全にやられてしまうのではないか。

または、元々揉めていたカディロフ筆頭のチェチェン勢力に反乱を起こされるのではないか

弱みをみせればつけ入れられるのではないか、ということを恐れているのだ。


こういった恐怖が渦巻き、もうプーチンの中では「戦争を続けるしかない」という結論になっているのだ。


今の状況が延々と続いて、ウクライナ・西側が疲弊した瞬間に逆転する。

プーチンが狙っているのはこの逆転だろう。

だから戦争を続けるしかないのだ、プーチンの側からすれば。

ところが・・・・ところがである。

ロシアはとうとう国内で徴兵を行い始めたといわれている。

それはつまり、プーチンロシアにとってもう勝ち目・逆転の筋は薄くなってきているのだ。

恐らくプーチンが死ぬか、ウクライナが諦めるか…この二択がおきない限りはもうこの戦争は終わらないだろう





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