Youtuberにコンプライアンス遵守という考えは皆無
新年早々ある事件が耳に入ってきた。
数日前のニュースだが、アバンティーズというYoutuberグループのメンバーの一人が事故にあって死亡したというニュースが舞い込んできた。
この話題について一時、ネット中が駆け巡っていた。俺はこのニュースを知っていたが、ほとんど眼中になく気が付いていなかった。
これについて多くの関係者がコメントを寄せている。これらについてはまあ割愛させてもらうが大体の場合は「ご冥福をお祈りします」程度のことばかりだ。
さて、死因についてだが・・・・
エイジは年末年始の休暇としてサイパンを訪れ、浅瀬で遊んでいたところ、高波にさらわれて亡くなったという。
という書き込みがあった。
浅瀬で遊んでいたところを波でさらわれるのだろうか?
さらに調べてみたところでは、一般人は入ってはいけない場所である「バードアイランド」に足を踏み入れたのではないか?という話があるらしい。
だが、さらに調べてみたところどうやら現地のニュースやサイパンの情報を扱っているサイト等によりで場所はバードアイランドということで確定したようだ。
どうやら彼らとコラボをしていた別のYoutuberが以前このような動画を投稿していたらしい。
おそらく今回も似たような動画の企画を考えたはいいが、予想以上に天候が悪くこのような被害が起きたという話だろう。
そもそも、一企業が何の断りもなしに立ち入り禁止の場所にふみこむのもどうだろうか・・・。
俺はこれについて、UUUMは早急に謝罪会見を開かなくてはいけない。とおもっている・・・・だが会見が開かれた様子は少なくとも1月6日現在ではほとんどない。
俺も以前にYoutuberビジネス関係の会社で働いていたことがあるが、ほとんどあんな会社にはコンプライアンス遵守という考えは皆無に近い。
俺が務めていた会社では、バンドマンの追っかけをしていた女の子がマイナーバンドのライブを収録してインタビューして配信するという動画を制作していた人がいたが・・・・ほとんど交通費は彼女もちで深夜の映像を収録する際にもガード役の人間やマネージャーがついていくというようなことはほとんどなかった。
これがもしも、テレビ会社などであればそばにマネージャーがいたりプロデューサーがある程度の是非を決めるということがありえたのだろうがYoutuberという世界にそういったものはほとんどないといったほうがいいだろう。
中学生がなりたい仕事にランクインするYoutuberだが、現実はこんなもんだ。
ほとんど、責任というものとはかけ離れている。それがYoutuberの世界だ。
もしも彼らに資金がちゃんとあり、会社として運営をするなら現地に詳しいガイドの一人二人を雇うべきではなかったのだろうか?
だが、おそらく最大手のUUUMですらこのような状況だから中小の配信事業会社はつらいものが多いのではないのだろうか?
俺はここだけの話、UUUMの利益が48億円だったりYoutuberの年収が600万以上という話は眉唾もいいところではないか?とおもっている。
本当にヒカキンが俗に言われる「聖人」であるなら、こういったことに対して非をいい二度とこのようなことが繰り返されないように今一度鶴の一声をかけてほしいものだ。
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