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【転職2回の経験談】年収UPを考える

年収を今すぐ上げたい!
という方には転職が最短で結果がでる方法だと思います。
同じような業種でも業界を変えただけで年収100万円以上アップした
という話もよく耳にします。

会社員の年間昇給額の平均は専門・技術サービスで約8000円、医療
・福祉関係で約3000円となっているようです。
(2018年8月実施に厚生労働省が実施した「賃金引上げ等の実態に関する
 調査」結果より)
会社員の人は薄々気づいていると思いますが、自分が望む年収に
達するまでに何年かかるのか、考えただけで気が滅入ります…。
仮に何年も同じ会社にとどまり年収をコツコツ上げ、当時思い描いていた
年収に到達したとしても、おそらく当時とは異なるライフステージに
達しており希望年収も変化していることは容易に想像できます。

普段の業務を完璧にこなす、あるいは会社の業績に貢献する素晴らしい
アイデアを提案・実行して良い評価を貰い、昇給額をアップさせることも
できるでしょう。ただし年収が飛躍的(年収100万円程度)に
アップしたということはおそらく無いでしょう。

業務を一生懸命頑張ることは昇進が早まるというプラスな面もあります。
が、その昇進を決めるのは自分ではなく、あくまでも上司です。
上司も言ってしまえば他人です。
上司があなたの頑張り・成果をしっかり認識しているか?
出世した際の役職にふさわしいスキルについて何を重視しているのか?
そのスキルを持っているかどうかを正しくジャッジできているか?
同じタイミングで同じ役職に昇進しそうな社員が部内にいるか?
などなど自分でコントロールできない要素が大きく影響します。
上司は考えや感じ方、今までの経験も自分とは異なります。
昇進で年収アップを狙うには業務を一生懸命遂行することは
もちろんのこと、上記の自分ではコントロールできない要素を
クリアしないといけません。

意図的に残業して年収を上げるという考えの人は少ないかもしれません。
残業するために多くの仕事を引き受けたり、
「残業している人=頑張っている人」という評価をする古い体質の会社では確かに数値上は年収アップします。
しかし残業は自分の大切な時間を切り売りしていることとなります。
過度な残業は精神的にも肉体的にも少なからずダメージを負います。
長時間勤務により体調を壊し出社が困難になってしまった人。
残業漬けの毎日で家族からの不平不満に耐えている人。
友人と就業時間が違いすぎて愕然とした人(私です)。
などなど何かしらの弊害受けた人を何人も見てきました。

最後になりましたが転職で年収を上げるということに関してです。
転職活動をして無事に内定をもらうと内定通知というものを貰います。
(企業によってこの書類の呼び方は異なると思います)
そこには自分をいくらの年収で雇いますということが記載されています。
この金額を見て今の年収より高く、満足できる内容であれば入社の意思を
連絡するという流れになります。
事前に年収を確認したうえで入社するかしないかを決めることが
できるので、上記で示した現職でできる年収アップの方法よりは
短期間で効果がある方法だと思います。
※ここでの年収は「想定年収」となっている場合が多いと思います。
 想定されている残業時間などの条件はしっかりと確認しておいて下さい。

冒頭にも記載しましたが同じ業種でも業界を変えるだけでも年収が大きく
変わることもあるので、まだ転職活動をしていない方は1度転職活動を
してみてください。
転職はリスクがありますが、転職活動自体はノーリスクです。
きっと自分の市場価値がわかると思いますよ。


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