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【365日の魚介レシピ】白身魚のバター蒸し〜鍋材料の残りで〜

急激な冷え込みも感じるようになり、鍋料理が嬉しい季節になりました。
おかげさまで店の方が忙しく、日々の日替わりメニューや旬のおすすめメニューを考えるのに忙しく、noteの更新が滞っておりました。

このままだと、更新記録が途絶えますよー、という通知(そんな機能もあるんですね)がnoteからきたので、久しぶりに書いてみることにしました。

鍋料理で余ったお魚でさっと作れる魚料理です。白身魚(タラとか真鯛とかスズキとかハマチでも)や鮭が合います。合わせて蒸し煮にするので超簡単!なのですが、一手間の下処理をするだけで、生臭くなく食べられるので是非!

白身魚のバター蒸し

☆材料☆

白身魚 1きれ
鍋野菜(白菜、人参、ねぎ、きのこなど) ひとつかみ
塩 3〜4つまみ分
酒か白ワイン おたま半分(大さじ2程度)
バター 10g(切れてるバターのひとかけら)
醤油かポン酢 ちょろっと(大さじ1程度)
胡椒 一振り

☆作り方☆

①魚の切り身の両面に塩をひとつまみずつ満遍なく振り、5分くらい置いておきます。

②小鍋にお湯を沸かし、①の切り身をいれ、表面が白くなるので、すぐザルにあけます。水でさっと表面を流し、クッキングペーパーで水気を拭き取ります。


③ フライパンや鍋を用意して、野菜を敷き、白身魚を置きます。上から酒を振り、塩、胡椒を振ります。火をつけ強火にします。沸いたらバターをのせ、蓋をして弱火にし、3〜5分くらい、野菜がくたっとなるまで蒸し煮にします。

ここに魚をのせます。


④出来上がったら器に盛り、お好みで醤油やポン酢をかけて食べます。(レモン汁とオリーブオイルもおすすめ!)

※②までの下処理を和食では霜降りと言うのですが、これで表面の臭みを流すんですよー!!
魚だけではなく、肉でも使います、この下処理。私も、店では大量調理とはいえ、魚や肉は霜降りすることで余分なアクを取り除くので、その後調理した時の出汁やスープが濁らずすっきりした味になると思います!

アサリとか貝類入れたら、もっと旨味がでて美味しくなります。

これは、金目鯛と魚介の酒蒸し
少し水を足しています


行程③のところ、鍋じゃなくて、耐熱容器に入れふんわりラップして、500wで3分、電子レンジにかけて簡単調理もできそうですね!
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うちは卒業などでバイトちゃんの顔ぶれが年何回か変わるのですが、いまいる子達はあまり料理をしない子達で、結婚願望はあるけど、どうしようと言っています。別に、女性がご飯作り、家事を担当しなきゃということは今の時代ないと思うし、レトルトやミールキットが充実しているので、今出来なくなって、なんとかなるでしょうとは思ってますけどね。でも、とりあえず、なんか作れるようになりたいし、料理教室してくれませんか、なんてこともいわれます。

こんな簡単調理なら、抵抗なくお魚料理を出来るようになるでしょうか?

#むずかしくないお魚レシピ

おいでくださりありがとうございます。 不器用な料理人、たぬき女将が季節の食材、料理、方言にまつわるよもやま話を綴っています。おまけレシピもありますよ。