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【横道世之助】吉田修一 読書記録

≪18歳ってホント、初めて尽くしで特に上京された方とかには堪らないんじゃないかと。≫

涙なんて流さずに
笑いながら読んでください。
観てください。
時々思い出す、懐かしいあの頃。
大切な人々。

告知文ママ

【 感想 】
時は1986年、日本はバブル真っ只中、大学進学の為、長崎の田舎町より、東京でひとり暮らしを始めた横道世之介、一年間の青春上京物語。


何気無い日常を一ヶ月づつ、綴っているのですが、くすりと笑えて面白いんですよ。

18歳ってホント、初めて尽くしで特に上京された方とかには堪らないんじゃないかと。

一人暮らしに大学生活。サークル活動に深夜バイト、教習所通い。海水浴に帰省、元彼女。加藤の秘密告白、祖母とのお別れ、恋人とのホワイトクリスマス。友達の結婚と出産。

様々な出来事に少しづつ大人に?なっていく過程もよく描かれています。

お嬢様、翔子ちゃんとの恋愛がほのぼのしていていいです。
映画だと吉高由里子さん、ハマり役でしたね。

関わった登場人物達が歳を重ね、ふと、あれ?横道世之介っていたね。って、思い出されるシーンがとても好きです。

ボクもこんな感じで疎遠の皆様とも実は今でも、もしかしたら繋がっていて、思い出して貰えると嬉しいですね。
……よい意味で。

続、横道世之介の感想も次回……。

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#高良健吾  
⬇️『横道世之助』映画

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