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フリーランスで働くからこそ会社員より自由な働き方ができなくなる。

自分自身は、ドラクッスストアの正社員として、大学卒業から働いていました。もともとバイト経験も少なく、バイトで働いてた企業でそのまま正社員になった感じです。

なので、良くも悪くも、その会社以外のことを知りません。何が言いたいのかといえば、今「ブラック企業」と散々騒がれているいますが、「ブラック企業」で例え働いていたとしても、それ以外の企業のことを知らなければ、その中であることは当たり前のことだと認識すると思います。

基準が「ブラック企業」になるからです。また人によっては「ブラック企業」と評価される企業であっても、決して「ブラック企業」と思わない人もいます。つまり「ブラック企業」かどうかを判断するのは、外部の人間ではなく、内部の人間が判断するべきだと思います。

例えば、転職したいと思い、興味をもった企業をネットで調べると、基本悪いことしか書いてありません。もちろんいいことが書いてある場合もありますけど、その数はかなり少ないです。

悪いことが相対的に多く書いてあれば、その印象は必然的に悪くなりますよね。つまり「ブラック企業」として認識されやすい。世の中的には、働き方の多様化が進んでいることからも、「フリーランス」が増えていますよね。

ただ現実として「ブラック企業」から逃げるように「フリーランス」になる人もいます。果たして「フリーランス」になることで大幅に仕事が改善されるのか。今回は自分の実体験を元にまとめたいと思います。

1.フリーランスになった経緯。

一応自分がフリーランスになった経緯としては、「家庭の変化」と「キャリア」の見直しです。

もともと好きなことを生かした仕事をしたいと思い、「転職」を考えていたのですが、実績がない人間がそんな希望通りの転職はできないと一蹴されました。まずは「実績」を作りなさいと。

それで初めたのが「ブログ」です。「ブログ」が大きくなり、収益の規模も大きくなったことからも、「本業」の年収を大きく上回ることになりました。この時点である程度「独立」を考えていました。

そして「家庭の変化」です。子どもが産まれることで、場所関係なく働くことができる「フリーランス」が非常に魅力を感じるようになりました。なので一定期間、自分にノルマを課して、それを達成することができたので、会社に退職届を出して、その3ヶ月後に辞めました。

辞めた時は、子どもが産まれて3ヶ月目の時でした。嫁さんが産休中ということもあったので、嫁さんの産休期間中にある程度手伝い、「子育て」の基礎を学ぶことができたので、自分にとっては、この期間はかなり重要だったと今でも覚えています。

2.働き方がどう変化したのか。

「企業」にもよると思いますが、自分が務めていた企業では、月「9日」以上休みがありました。単純に考えれば、週休2日と変わりません。また働く時間は、シフト制ということもあったので、朝番の時もあれば遅番の時もありましたが、基本残業はありませんでした。

「フリーランス」になって、確かに時間的拘束はなくなりました。働く「時間」も「場所」も自由です。ただこれって人によっては、かなり厳しいと思います。

会社員時代は、「遅番」が多かったため、朝「8時」に起きて、それから「午前中」は記事を書いて、「12時」に家を出ることが多かったため、最初はそのリズムで仕事をしていました。

ただ家に子どもがいると思い通りに仕事することができません。なので必然的に早く起きて仕事を開始して、時間に余裕を持ちながら仕事をするようになりました。当時は朝は6時くらいには起きていました。

今は仕事のリズムがつかめるようになったので、朝7時に起きて、夜の9時くらいまで仕事しています。つまり1日14時間労働です。会社員の時は拘束時間が「9時間」で、通勤が往復で2時間の合計で「11時間」だったので、働く時間は圧倒的に伸びています。

1日「14時間」の仕事は決して「ホワイト」ではありません。次に「休み」ですが、「なし」です。これは「フリーランス」でも職種によると思います。自分の場合は「リーク系」の「ブロガー」のため、何かしら記事は毎日更新しています。

つまり必然的に「休み」はなくなります。どうしても外せない予定が例えば1週間後にある場合、前もって記事を書き溜めします。ただ書き溜めするということはネタの鮮度は落ちます。それは結局アクセス数に影響し、その結果収益にも影響します。

なので「書き溜め」はあまりしたくありません。となるとやはり「休み」はなしです。なので自分は「フリーランス」になりたい人こそ、「時間管理」が厳密にできる人じゃないと厳しいと思います。

じゃないと、グタグタになります。自分は冒頭でも記述しましたが、「フリーランス」になって、より子どものために時間を柔軟に使ってあげたいと思い「フリーランス」になりました。

少なくとも現状から逃げるように「フリーランス」になりたい人にはおすすめできません。すべて自己完結できる分、会社員時代のような、逃げ道はありません。だからこそ、「自由」と言葉に惹かれて、「フリーランス」になろうと考えているのであれば、ちゃんと一度立ち止まって考えてみるべきです。

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