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ベネッセホールディングスのMBOと株主優待廃止

先日、ベネッセホールディングスがMBOを実施するというニュースが入った。
それに伴い、2,600円で公開買付を行うとのことで、ここ数日で一気に急騰している。
そして非公開化が成立となれば株主優待ももちろん廃止となる。

ベネッセホールディングスと言えば、通信教育最大手。
「こどもちゃれんじ」や「進研ゼミ」など知らない人はいないと思う。
株式投資としては株主優待銘柄としても注目したい一つであった。
3月と9月の年2回、自社グループ会社商品がもらえるというもの。
年2回というのも珍しいが、自社出版物はもちろん、消えものなども株主優待ラインナップとして存在しており、その数は20種類以上、選び応えがある株主優待となっている。
その中でも個人的にお気に入りなのはカタログギフト、20種類以上から更に選べる商品を増やすことが出来るのだ。

なかなかお得そうな株主優待なのでずっと注目してはいたのだが、チャートを見ると物の見事な下降トレンド。

SBI証券・ベネッセホールディングス (9783)より

冒頭のMBO実施の件で直近のロウソクがおかしくなっているのは除外するとして……。
株主優待銘柄を保有する=長期運用となるわけで、長い目で見てしまうとなかなか手を出しづらい銘柄ではあった。
しかし、先日……ついに株価2,000円を切ったタイミングで購入してみた。
これからベネッセホールディングスの株主優待ライフを楽しみにしようというところだったのだが、結局は現状1回のみで株主優待ライフは終了しようとしている。

まぁ、こうなってしまうと「せっかく株主優待ライフを満喫しようとしていたのに!」と残念に思ってしまうが、冷静に考えれば救われたどころか、今回はかなりラッキーなイベントであると考えられる。
先程も書いた通り、下降トレンドになっていたわけで、株価2,000円を切ってから保有してもまあまあな含み損状態になっていた。
まぁ、長い目で見れば配当と株主優待で相殺できるくらいの含み損とは言え、ポートフォリオを見るたびに心象が悪くなるのは事実である。
しかし今回の公開買付金額が2,600円なので、含み損どころかプラスでゴールすることが確定している。
2,000円で1単元買っていたとしたら6万円のプラスである。
厳密には税金などで引かれてしまうが、直近の配当が1単元3,000円、そして株主優待が2,000円相当と考えると、12回6年分の株主優待が一遍にやって来たようなものである。
不確定な6年先の株主優待ライフを満喫できないことを残念と思うか、確定された6年分の利益をラッキーと思うか。
冷静に考えれば分かることなのである。



株主優待をチェックしていると1年以上保有のみ贈呈だったり、数年保有でランクアップなどがあったりする。
なんとなく年単位での長期運用を考えることを当たり前になってしまっているが、そんな悠長にやっていたら人生はあっという間だと最近危機感を覚えている。
ましてや1年待った挙げ句に株主優待廃止なんて言うオチも何回か経験しているので、1年後なんてどうなるか誰にも分からないもの。
だらだらとやっていても埒が明かないので株式投資に関しては目標を決めており、それを達成できるかできないかが人生の岐路になる。
目標期限まであと4年、果たしてどうなるか。
今日はこの辺で。


ギアでした。゜ω゜)ノ


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