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おえかきグミランド(知育菓子)

「ねるねるねるね」でお馴染み、クラシエフーズさんの商品「おえかきグミランド」

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楽しそうなパッケージです。

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中を開けると、トレーとグミの素、色付きの粉末、スポイト、そして型が入っています。
型は全部で12種類あるそうです。

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枠から型とフォークを取り外し、右端のトレーに水を入れます。
黄、赤、青の粉末を入れてフォークでまぜた後、三色を組み合わせて好きな色を作ります(作り方に組み合わせが載っています)。

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グミのもとを一番大きなトレイに入れ、フォークで平らにします。
枯山水みたいですね。

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ここで、型を粉に埋めます。

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好きな色水をスポイトでゆっくりと垂らします(入れすぎに注意)。
このまま30~60秒待ちます。

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型の上からフォークで押し出したら出来上がり!
甘くて美味しいです。
ソーダ、グレープ、レモンと、色ごとに味が付いていて、混ぜるとオレンジやグレープソーダ味などに変化します。

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一部だけ色を変えてみました。結構むずかしい…

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キリンの型、三色に分けてみました。なぜか片足が長くなってしまいましたw

この商品、原材料を見るとアルギン酸ナトリウムとリン酸カルシウムが使われています。
実は人工イクラと同じなんです。

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人工イクラは乳酸カルシウムですが、こちらはリン酸カルシウム。
おそらく、食品添加物として広く使用されているリン酸三カルシウムと思われます。リン酸三カルシウムのカルシウムイオンが下図のようにアルギン酸を橋架けしてゲル化させます。人工イクラと同じですね。

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グミの素にアルギン酸ナトリウム、色の素にリン酸三カルシウムが入っていて、色水を滴下するとゲル化するんですね。

「おえかきグミランド」が人工イクラと違うのは、でん粉が入っている点です。
でん粉が水を含んで膨らむことで、型の中が短時間でしっかりと固まります。型崩れし難くなっているんです。
グミの食感を出すことにも一役買っていますね。

色や味の変化など、楽しくつくる工夫が随所に見られる「おえかきグミランド」
さすがはクラシエフーズさんだと思いました。


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