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高山病とメインキャンプ


レー空港からしばらく友人の車に乗ってある家にたどり着いた
誰の家なのかも、情報は全くないままお邪魔することに

その家には何人かの人がいて、貴重なマンゴーをくれたり
なんだか会話をしていたんだけども全く話が入ってこない

ここに泊まっていいからと友人は言って去っていく
部屋には大きなベッドとクローゼット
とても綺麗な場所で、小さなベランダのようなものがあってそこからヒマラヤ山脈を一望できた

一体、一泊いくらなんだろうと不安になった笑

荷物を置いて、意識がなくなる
しばらくして心臓が破裂しそうな苦しさで目覚める
息ができなくて、とても苦しい

友人に起こされて、レーマーケットに行くことに
レーは山の中にあるので、坂道も多い
車から降りて10メートルほどで呼吸ができなくなる
まだ昼なのに、時間の感覚がおかしい
必死に歩いてカフェに到着してみんなで何かを食べてるころ、失神してしまった

誰がか薬を持ってきてくれて、しばらく休んだ後、ある人が迎えにきてくれた
なんとその方が、家主ということを知る
またベッドに戻ってここから数日間、寝込む
頭痛や吐き気、食欲もなく眠りについても心臓の鼓動で目が覚める

高山病、こんなにしんどいんか

今も日常生活はできるけど、地元の人々みたいにスイスイ歩くことはできない

家主に宿泊料を聞いたところ、いらないとのこと
コーチサーフィングというサイトで旅人を無料で泊めている人らしい

居たいだけ居ていいよ、と言ってくれた

実はだいぶ後に知るんだけどこの人、政治家さんでこの町ではかなり有名人
今後、登場も多いので名前を偉いおじさん略して偉おじとする

そんなこんなで宿は用意していただき、レーでのノマド生活が始まる

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