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せせらぎに揺らめく美しき水鏡〜「野鳥の森」&南川渓谷②(福島県郡山市)

7月2日の朝、晴れ渡る空を眺めて、「今日はカワセミに会える予感がする…」そんな予感を抱いて、五百淵公園と野鳥の森へ。
残念ながら「カワセミに出会えるスポット」で出会ったのは、カワセミならぬカラスでした! カラスの行水を撮影させていただいたわたしは、隣接する南川渓谷へと足をすすめたのでした。

↓「野鳥の森」&南川渓谷①はコチラ

↓南川渓谷について詳しくはコチラをどうぞ

前回の記事にも書いていますが、南川渓谷の魅力は、周囲に住宅街が広がり、国道が走っているとは思えない「隠れ家」的な雰囲気です。
渓谷全体が樹木に覆われ、外からは見えにくいため、自分だけ違う空間にいるような特別感があったりします。そういう意味では、「隠れ家」というより、「隠れんぼ」のほうが合ってるのかな? 渓谷の2、3メートル上の住宅街から子どもの声が聞こえたりすると、「ふふふふふ」と笑いたくなったりします(不気味や)。

この「ここを知ってるのは」という感じを皆さんに教えたいような、わたしだけの秘密にしておきたいような、そんな気持ちもあります。

さて、今回もお弁当箱に適当に残り物のおかずを詰めて、出発! 天気がよく、樹木の間から日差しがさんさんと差し込み、水辺に、川面にゆらめく影を落とします。とても、すばらしい眺めが広がっていました。

張り切って撮影したため、すごい枚数になってしまいました。その中から厳選した写真で、渓谷の魅力をご紹介します!


まずは探鳥会で名前を知ったクマシデさんから。
茶色に熟した頃にもお会いしたいものです。

上空からの視線を遮るかのように、樹木が梢をかざし、渓谷を隠します。それでも差し込む光が緑に白く反射します。

何度もいいますが、市街地にあります

上の写真のアップ。今回は川面の水鏡が本当に美しかった。

水の中にも森があるよう。

せせらぎには、揺らめく緑。静かな場所には揺らぎのない水鏡。

左手前の光の写り込みがたまらない…!

レンズを交換した際の1枚。あえて周囲をそのまま入れてみました。

揺らめく水鏡。

ドクダミさんも花盛り。

寄生か依存か? それでも美しい命の輝き。

何かの啓示のような光。こういうのを見ちゃうと、興奮してしまう。

頭上を車が通り過ぎる音がします。本当に2、3メートル上は普通の道路と住宅街なんです。
「ふふふ、みんな知らないんだ。わたしがここにいることを」と、ちょっと笑いたくなったり。

その③へと続きます。

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