三橋玄 Gen

竹を使って巨大造形を作る竹アーティスト。奈良県在住。 美しい竹林を作りつつ、竹の広い用…

三橋玄 Gen

竹を使って巨大造形を作る竹アーティスト。奈良県在住。 美しい竹林を作りつつ、竹の広い用途を探る非営利団体「竹の國」を主宰。 茶道を修行中。竹の茶道具を作り、茶道教室を運営、「竹林茶会」を毎年開催。

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記事一覧

東大寺二月堂の「お水取り」

奈良の東大寺に修二会(しゅにえ)という行がある。 国宝「二月堂」で毎年3月1日から14日間行われ、「お水取り」とも呼ばれる修二会は、大仏開眼供養の年である天平勝宝4…

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川口由一さんの苗床作り

2021. 02. 22. 自分の田んぼの苗床作りと籾播きをした後で川口さんを田んぼに見かけたので挨拶に寄ったらその場の流れ(なぜか苗床に散らばった籾殻を拾い集めていたので…

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竹アート「鹿除け柵」 2021

第一次完成報告 等彌神社 神饌田 竹アート「鹿除け柵」 「鹿除け柵」は、等彌(とみ)神社の神饌田(しんせんでん:神様に捧げる米を作る田)を鹿や猪から守るための柵で…

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東大寺二月堂の「お水取り」

東大寺二月堂の「お水取り」

奈良の東大寺に修二会(しゅにえ)という行がある。

国宝「二月堂」で毎年3月1日から14日間行われ、「お水取り」とも呼ばれる修二会は、大仏開眼供養の年である天平勝宝4年(西暦752年)に実忠和尚によって創始され、以来二度の伽藍消失の時も、第二次大戦中や敗戦の中でも、一度も絶やされることなく今日まで続けられ、「不退の行法」と称され、令和5年(2023年)年には1272回目を数える。
 

実忠和尚は

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川口由一さんの苗床作り

2021. 02. 22.

自分の田んぼの苗床作りと籾播きをした後で川口さんを田んぼに見かけたので挨拶に寄ったらその場の流れ(なぜか苗床に散らばった籾殻を拾い集めていたので)手伝うことになり、作業をつぶさに見られたのでまとめておこうと思う。

普段、川口さんは「手伝いましょう。」と言っても「いいから。いいから。」と手伝わせてはくれない。
それは、手伝わせて悪い、というのもあるのだろうけど、自分

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竹アート「鹿除け柵」  2021

竹アート「鹿除け柵」 2021

第一次完成報告

等彌神社 神饌田 竹アート「鹿除け柵」
「鹿除け柵」は、等彌(とみ)神社の神饌田(しんせんでん:神様に捧げる米を作る田)を鹿や猪から守るための柵です。

2021年1月11日制作開始、2月21日に第一次完成。
設置場所:等彌神社 神饌田(奈良県桜井市)
素材:竹、杉間伐材、棕梠縄、米松材、鉄ビス、結束バンド、麻

制作に参加してくださった皆様、ご支援、ご指導いただ

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