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東京レインボープライド2023に出展決定

ジェンダーxニュートラルxランゲージxワークショップを企画・開催している株式会社セイルです。当ワークショップは、アメリカカリフォルニア州のサンフランシスコ州立大学で英語教授法の修士課程を修了した二人の現役大学英語講師が、日本人ビジネスパーソンズのために開発しました。
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東京レインボープライド2023に出展

当社は、2023年4/22, 23 に東京・代々木で開催される Tokyo Rainbow Pride 2023に、tetra tokyo合同会社さまのご厚意により、初めて出展させていただく運びとなりました。 Tokyo Rainbow Prideは、「LGBTQ, いわゆる性的少数者が、差別・偏見にさらされず、前向きに生活できる社会の実現」を目指した団体およびイベントで、2012年より毎年開催しています。(2020,2021年はオンライン開催)

当社が目指すもの

株式会社セイルは、誰もが居心地良く、一人ひとりが能力を発揮できる社会の構築を目指す取り組みを言語の使用に着目して推進しています。その中の一つの取り組みとして、私たちは『ジェンダーxニュートラルxランゲージxワークショップ』を個人および法人向けに開催しています。

『ジェンダーxニュートラルxランゲージxワークショップ』は2000年代前半に米国サンフランシスコのSan Francisco State University大学院で英語教育法を学んだ現大学英語講師の小田恭子と小塚暁絵がジェンダーの多様性の中で学び・生活した経験と英語教育者としての専門性を活かして開発されました。LGBTQ+の人々とともに学び、ともに生活し、師弟関係や友情を育んだことを土台とし、英語言語教育の理論と実践を活かしたワークショップを提供しています。

私たちは「性的少数者を支援する」という枠組みの一つ外側から、LGBTQ+の人々にのみ焦点を当てて支援するというよりも、年齢によらず、性別によらず、多様なジェンダーのあり方の人々も、多様な文化背景を持った人々もどんな人々も一人一人が心地よく居られ、自分の能力を発揮して働ける環境を創るための一つの方法として「言語の使用」を切り口としています。

「言語」を切り口として

人間がコミュニケーションの方法として使うことのできる言語は、その使い方、選択の仕方により相手を傷つけたり、やる気を無くさせたりすることもある一方で、相手を含み、やる気にさせ、協働作業を円滑にすることができます。言語は、時として無意識に相手を傷つけ、疎外感を与えてしまいます。反対に、効果的な言葉の選び方を学び、意図的に使うことでポジティブな雰囲気を創り出し、一人ひとりが意欲的に働きやすい環境を創り出すことも可能でしょう。

かつての言語改革

かつて、1960年代後半に始まったウーマンリブ活動と並行して、社会的男女間の格差を埋めるために言語改革が行われました。英語では、女性の敬称にだけ婚姻の有無を表すMissとMrs.の2元制から婚姻の有無を表明しないMs.が使用されるようになりました。また、chairman, policeman, firemanなど男性を表すmanのついた言葉はchairperson, police officer, fire fighterのように変わりました。無意識のうちに男性を中心として表現していた言語について中性化され、女性の社会進出と権利の主張のニーズに合わせて言語も変わってきたのです。

現在の言語改革

近年、2000年代以降は, 従来の女性と男性の二元制に当てはまらないジェンダーについて多様な人々のジェンダーアイデンティティーやセクシャルオリエンテーションを理解しようとする社会の潮流が活発になり、2010年代以降は、加えて言語の変化も顕著になりました。 英語ではMr. Miss Mrs. Ms.に加えてジェンダーニュートラルなMx.が使用されるようになってきましたし、ジェンダープロナウンと呼ばれる人称代名詞の三人称単数のshe/her, he/himに加えてthey/themが使用されるようになってきました。

ノンバイナリーやアンコンファーミングの人々、つまり、出生の際に課された女性または男性という2元制のジェンダーに当てはまらない人々、または迷っている人々が自分を示す人称代名詞として使う、三人称単数のtheyが広まっています。この三人称単数のtheyの使用は既に2010年代の半ばごろから複数の主要な英語の執筆ガイドや英語の辞書には追記されており、一過性のものとは考えにくい状況になっています。

グローバル社会の円滑で効果的なコミュニケーション方法

グローバル社会の中でジェンダーのみならず宗教・教育・母語の異なる様々な文化背景を持った人々と協働するためには、相手を理解しようとする態度と相手を受け入れる用意がある態度を示す言語の使用が必要です。それが円滑で効果的な協働を促すでしょう。

私たちは、ジェンダー x ニュートラル x ランゲージ x ワークショップを提供することにより、言語使用を切り口として、誰もが居心地よく各自の能力を発揮して働けて、誰もが生きやすい環境づくりを進めて参ります。

東京レインボープライド2023の出展詳細

日時:
4/22 (土曜)11:00~11:30 
4/23 (日曜)   13:00~13:30 

ブースの場所:
Red - 17 (tetra tokyo合同会社さんのブース「てとらうんじ」内)イベントマップを見る

私たちのブースで体験できること:

  • ジェンダー x ニュートラル x ランゲージ x ワークショップの説明・相談

  • 日本でおそらく唯一の、Singular they(三人称単数のthey)を含めた英語教科書を手に取って閲覧

  • 新しいコミュニケーションの導入に役立つネームタグ作成(持ち帰りOK)(数量限定)

tetra tokyo合同会社さまのブース「てとらうんじ」内にて、上記時間帯に出展いたします。
同社による今回のイベント専用特設ホームページはこちら

文責:小塚


ウェビナー無料(期間限定)のお知らせ

現在、期間限定で配信している、経営者・採用担当者さま向けの ウェビナーを、東京レインボープライド初出展を記念して、今だけ0円でご購入いただけます。
4/24の深夜を過ぎますと、元の値段(税込み500円)になりますので、この機会にチェックしてみてください。

詳細は、下記リンクにて:
https://www.genderneutl.com/general-8


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