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泣いた母親

こんにちは。

ジェンダーレス母ちゃんの中村 炎です。


*


コロナがね、厳しいですね。

特に、うちみたいなシングル家庭は、
学校保育園関係が閉所になって、仕事にでられなくなると、詰んじゃうお宅も多いのではないでしょうか。

今日は、我が家のなかなかキツい近況を
長男(7)が救おうとしてくれた話です。


*

泣いた母親。

コロナで仕事激減な中、
学童が閉所になり、更に給料激減。

そこに来て、市役所のお粗末な対応のお陰で、
出来たはずの仕事までできなくなり、

絶望的な気持ちになって、珍しくさめざめ泣いた、。


今、長男の優しさに包まれて、結局また泣いてるので、
記録を残しておこうと思う。

*

明日を楽しみに生きられること

コロナと、それに伴う政府の対応があまりにもお粗で、

「明日を楽しみに生きる」
なんて、到底思えなくなっていた。


今日は特に、市役所の対応が本当に最悪で、
そのせいで、私はまた収入が減ることになった。


考えれば考えるほどお先真っ暗に感じて、
悔しくて悔しくて、涙が止まらない。



こんな時、子供の前では泣かずにいられるような
強い心をもっていたかった。



子供はとても敏感で、

長男「お母さん、大丈夫?」

次男「おかあしゃん、どうしてそんなかなしいおかおしてるの?」



それぞれの優しさで近づいてくれるのだけど、
こういう時は、ダメだ、その優しさを、うまく受け取れない。

少し、そっとしといてくれる?

後になって考えると、酷いなあと思うけど、さっきの自分には、それが精一杯だった。


八方塞がりに感じで、ただ涙を流すばかり。


それでも、休んでなんかいられないから、
キッチンに立つ。母親って大変だ。



すると、長男が、

「お母さん、はいどうぞ。」

大事にしていたはずの銀色の折り紙で折った鶴と、
私の好きな青色の折り紙に書いたお手紙をくれた。


涙で滲んでよく見えなかったけど、
嬉しくて、涙を何度も拭いながら、何度も読み返した。


「あしたがたのしみだね」


ありがとう長男。

明日を楽しみに生きることを、忘れていたよ。


キミのお陰で、明日が楽しみになったよ。

*

悪いことはしていないのに

私たち家族、どこにも行かず、
大好きなレストランにも行かず、
ずーっと自粛頑張ってきたのに、。


私たち、何も悪いことしてないのに、。


どこかのだれかのお陰で仕事を奪われ、
本当に最悪だと思ってた。


考えたくないけど、コロナ心中が頭を過ぎった。

それくらいお先真っ暗な状況の中、
市役所も、会社も、助けてくれないことは分かったし、

自分たちで心を強くして生きていかないとね。


優しい子供たちにまで、
悲しい想いさせるわけにはいかないから。

*

おわりに

全国の仕事激減シングルマザーの皆さん、
そうでなくても、今苦しい皆さん、
共に強く生き抜きましょうね。


こんなことで死んでたまるか。
絶対に生き延びてやりましょうね。


今日は、絶望的に悲しかったけど、子供たちに助けられました。

ありがとう、子供たち。

明日も、楽しく生きようね。

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