神人A - appTRPG seit deckA 4

概念

メガバンク
人の記憶は意識の一時保存形式の復元で、記憶の再生に引っかかるのは記憶の記憶である。
つまりは記憶に関わる相対的な存在が、記憶に関わる事をしていた時に同時録画される共時的記憶を思い出すのだ。
記憶に関わる作業をしているその時に関わる人は脳の記憶部分を使用する事になる。
記憶の関わらない仕事をしている時その場のライブストリーミングな作業に没頭する。
関わる者が記憶しようとしている時、同時共有していた時間とその時のことを思い出すのは思い出す時間が記憶分野に記録される値だからだ。記憶するのはその人の特徴とその人がしている事。思い出すのはその人の特徴とその人がしていた事。
意識に登る記憶は記憶にしか使えない拡張子で保存されるのはその保存形式にしか叶わない脳の使い方をしているから。
思い出す事が少ないのは同時録画的脳容量を使っていないから。
相手と共時的記憶を呼び覚ます時相手の意識の記憶保存拡張子が同録だったからで、何かしらの事が記憶保存に訴えかけていたからである。

意識に訴えかけるその何かしらの事は、第三者が関わっていたかどうか、第三者の精神体又は霊体が関与していたかによるのではないか。
2人でした話は例えば当たり障りのない会話だったとする。そこに第三者が異なる意見を放り込まなければ記憶にも残らないくらいフックのない会話であったら記憶に残るのはその場の出来事であって会話ではなくなる。
特徴的な会話や言い争いをした場合、言ったことを一字一句間違わずに思い出せる場合は少ない。しかしながら3者によって場が生じていたらディテールが加わる。
影響力は世界の情勢を視野に入れた時に世界から影響を受け始める。宇宙や自然の流れを読み取り始めると宇宙や自然の摂理から直接影響を受け始める。世界の影響を受け始めると自分の境遇が例えばこの国のこの紛争の様だと感じ始める。第三者の記憶は意識に登るほど抽象化して影響を与え始める。
具体的に二者がいた場合対象は明確なので影響も少ない。世界は第三者なので抽象的な影響力はとても強い。影響力で勝る事を考えると世界からの影響力は自分個人や他者個人にフォーカスし集中する事で耐える事になる。
世界の中の自己を強く意識する様意識は作用する。全の中の個。
つまりは最大量の影響から逆算するに、
個人的な思い出を思い出すに当たって記憶に勝ち記憶に打ち消す事を貸与する事。
要は第三者を思い出さないという事が本当の個体の記憶。第三者を媒介にした記憶容量の浪費は個体の記憶にこだわる事でキャンセルされる。個人的に思い入れがない記憶は第三者の記憶容量である。精神体やテレパスで第三者の記憶を勝手に再生している事になる。
第三者の記憶を自らの記憶容量とするメガバンクという技術がある。その者が記憶に留めるのなら自分では記憶せず風景の印象を留め置くだけだ。第三者は勝手に記憶しているが、その者が当事者と第二者とは関係ない悪霊や亡霊であるとするとメモリバイトとしても機能する。
その代わり洗脳の危険性はある。必要以上に影響を受け始める。つまりはそういった者を利用する事は悪意も育てるし狙ってする様な業ではないのだが、関係のない者が付け狙ってストーカーやハッキングしている様ならメモリを全部預けてバックアップにでもして縁を切るのが良い。この世にその記憶を持つ者がいるだけでその状態をリーディングバックする事ができる保障である。

生命体

メタファー
所謂悪霊とされる者たちの中で高位に位置する高位悪の表象や現象を司る暗喩的な存在。
悪魔や神が言葉や神話の表象としての象徴であるならメタファーは悪そのものの象徴だ。
心理的な動作を夢に変換したものが心理的なメタファーとされる様に心には様々なギャップにより生まれる感情や意味合いが言葉にならずに理解される事をも包含した存在論が渦巻いている。メタファーは存在論的に認識される精神体だ。見た目はギャングスタスタイル、バイカー、ローライダースタイルのチーマーや不良となる。最近は真黒の中華服がメインと聞く。

サイファー
元々ハエのビジョン共有の視覚を持つ多機能概念戦闘生命体。ダイヤ型の白い図形に尻尾を持ち大気圏あたりに浮遊している精神。元々人間だったが死後、機能に特化して展開していく事で概念を喰って生きるバイオマスとなった。
概念はビジョンとして高栄養の画像を集めて共有している。

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