Overwatchのマップを探索して現実と照らし合わせてみる【Colosseo】

コロッセオ編です、結構ボリュームあったので1記事1マップで行こうと思います。


出てすぐ。

そもそもがローマ神殿っぽいところから出てきてますよね。ちなみに上に書いてある文字は”LAPIS MAXIMUS"で、ラテン語で偉大な石という意味。

実は逆サイドは違うことが書いてあって、"GALLERIA IMPERIALE" = 皇帝のギャラリーという意味。実は中に入るとピアノの旋律が聞こえる。どっちサイドでも聞ける。


ラピス

ラピス・マクシムス側の神殿の中。絵を見てみると人の絵が多い。この絵はゲーム内画質上げないと見れないので注意。

四方に飾られている絵画

手前の絵はカインとアベルっぽい。作者はイタリアだけど…

ガレリア

こっちはガレリア・インペリアルの中。一見変わらないけど、よく見ると絵画が違ったりする。

ライトアップされてなくて見にくい。

ガレリア側は人物画が一切なかった。風景画のみで、バスティオンが放置されてそうなジャングルっぽい絵もあった。(個人的に選ぶなら)僕はGALLERIA。

実はこのGALLERIA IMPERIALEは現実にあるパンテオンがモデルらしい。

最初のパンテオンは紀元前25年、初代ローマ皇帝アウグストゥスの側近マルクス・ウィプサニウス・アグリッパによって建造された。このパンテオンは、後に火事で焼失している。


2代目のパンテオンは118年から128年に掛けて、ローマ皇帝ハドリアヌスによって再建された。現在、ローマで見ることが出来るのはこの再建されたパンテオンであるが、正面にはアグリッパに敬意を表し

M. AGRIPPA L. F. COS TERTIUM FECIT
(ルキウスの息子マルクス・アグリッパが、3度目のコンスルの際に建造)

と記されている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/パンテオン_(ローマ)
パンテオン天井


パンテオン内部

また、反対側のスポーン(つまりラピス・マクシムス)の近くにあるドムス・アウレアは、昔の大宮殿の名を取っている。

ここです。

ドムス‐アウレア【Domus Aurea】
イタリアの首都ローマにある古代ローマ時代の宮殿の遺跡。ラテン語で「黄金宮殿」を意味する。紀元64年から68年にかけてローマ皇帝ネロにより建造。広大な敷地に、機械仕掛けでドーム型天井が回転する建物や、人工の川や池がある庭園などが造られた。ネロの死後、2世紀初頭の火災により焼失し、後の皇帝により埋められたり公共用地に転用されたりした。15世紀に地中に埋もれた宮殿の一部が発見され、残された壁画や彫刻はルネサンス期の芸術家に大きな影響を与えたとことで知られる。ネロ帝の黄金宮殿。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ドムス・アウレア



マップの外の景色に注目してみてみる。

ローマ神殿っぽいやつ


かっこいい町並み。

マップの外にもなんかある。上にあるエアークラフトは、ミッドタウンにあるグランドセントラル駅に繋がってる”ハイパーループ”のはず。詳細はミッドタウン編で。



また、ローマには噴水も多いんですよね。昔の水道技術がすごかったみたい。

中央のでかい噴水
出てすぐの小さい噴水
口から水は出てないけどここにもある

ローマには観光客なら誰もが訪れる「トレビの泉」の他にも大小700以上の噴水があるといわれる。有名な噴水の大部分はルネサンス期からバロック期にかけて法王領の首都であったローマを美化しようとした芸術的センスを持ったローマ法王の下で造られた。

https://www.sankei.com/article/20190528-NZ4JSSU6UZJ63HOUWNO6JND3U4/
トレビの泉




ガレリア・インペリアルのリス近くの店を見てみると、

ギャラリー・インペリアル側のリスの近く。

silvestri = 名字(シルベストリ)
moda = ファッション
どうやら服屋さんみたい。このマップにところどころ設置されている絵画のほとんどは両サイドのリスのどこかにも必ずあるのだが、ここsilvestri modaの絵画はかなり現代アート(か印象派)っぽい上にここにしか無い。

そのお隣さん

fellini も名字。一階に近未来的なかっこいい鍵棚がある。二階は高台としてよく使われるけど、中は普通にホテルの一室。



そしてガレリア・インペリアル側の橋下にはカフェがある。

Caffè Palatino
Er mejo der mejo

palatinoは名字のはずなので、Caffè Palatino = カフェパラティーノ
Er mejo der mejoは、私を見て!的な意味のはず。

中の受付を見てみると…

中央の黒板に書かれている文字を読むと、

MENU del GIORNO (本日のメニュー)

”RIGATONI CON LA PAJATA”

from wiki

リガトーニ・コン・パジャータ(Rigatoni con la pajata)またはリガトーニ・パリアータ(Rigatoni with pagliata)は、ローマ料理に由来する伝統的なイタリア料理である。

この名物料理の名前はパジャータ(pajata)に由来する。パジャータとは、離乳していない子牛の腸のことで、つまり母乳だけで育った子牛の腸のことである。この料理を作るには、子牛の腸を洗ってきれいにし(ただし、胃液は取り除かない)、20~25cmの長さに切って紐で結ぶ。加熱すると、腸の酵素レンネットが熱で凝固し、濃厚でクリーミーなチーズのようなソースができる。このソースをトマトソースやリガトーニと一緒に食べる。

https://it.wikipedia.org/wiki/Rigatoni_con_la_pajata

”CODA ALLA VACCINARA”

コーダ・アッラ・ヴァッチナーラ(Coda alla vaccinara)とは、現代ローマ料理における牛テールの煮込み料理で、様々な野菜、特にセロリを含む。尻尾は臓物とみなされ、ローマではquinto quarto「第5の4分の1」の愛称で呼ばれる。

https://en.wikipedia.org/wiki/Coda_alla_vaccinara


現代ローマの料理では、quinto quarto(第5の4分の1)は屠殺された動物の内臓肉のことである。なぜなら、内臓は枝肉の重さの約4分の1に相当するからであり、ローマ料理における内臓の重要性は、少なくとも前・後頭部のどの部位よりも高いからである。

近世まで、ローマでは家畜の分割は次のような単純な方式で行われていた:第一の「四分の一」は貴族に、第二の「四分の一」は聖職者に、第三の「四分の一」はブルジョワジーに、そして最後に第四の「四分の一」は兵士に売られることになっていた。プロレタリアートは内臓だけを買うことができた。

https://en.wikipedia.org/wiki/Quinto_quarto

”CARCIOFI ALLA GIUDIA”

Carciofi alla giudìa(ユダヤ風アーティチョーク)は、ローマ料理で最もよく知られた料理のひとつである。 レシピは基本的に揚げたアーティチョークで、ローマのユダヤ人コミュニティが発祥である。

このレシピを作るには、ラディスポリからチヴィタヴェッキアにかけて栽培されている「ロマネスコ」という品種の中でも特に優れたカルチョーフィ・チマローリ(マンモーレとも呼ばれる)を厳格に使用する必要がある。この種のアーティチョークは丸く、特に柔らかく、何よりもとげがない。この特徴のおかげで、アーティチョーク・アッラ・ジューディアは、一度調理すれば、捨てることなく丸ごと食べることができる。

https://en.wikipedia.org/wiki/Carciofi_alla_giudia

まじで全部美味しそう。お腹へってくる。



プッシュでポイント踏むとスポーンになる場所もよく見たことが無かったので見てみる。

かなりおしゃれな雰囲気

反対側のスポーンも見ると、

こんな風に中庭に洗濯物を干すのかな?

現実の写真

イタリア(ヨーロッパ)と日本って洗濯物の干し方に違いがあります。
日本は庭先やベランダの物干し台や干し竿に大きく広げて
少しでも太陽を浴びるように干すけど、イタリアはテラスで腰より低い
物干し台に干します。余所から見えないように干すのが基本。

日本で暮らす欧米人でも決して外の干し竿に洗濯物を広げないで
しっかり脱水、乾燥させて室内に広げてます。
私たちにとって当たり前のことが習慣、文化の違いで異なることがあります。

<このブログへのコメント>
この洗濯物の干し方、イタリア内でも北と南で大分差があるような気がします。北の家では、物干し台を置けるバルコニーまで大家さんから指定されていました。(マンションの外見を壊さないよう中庭側のバルコニーを使うようにと)南に行けば行くほど、ビルとビルの間にロープを張って洗濯物を干していたり自由な雰囲気になっているような気がします。

https://romenavi.blog.fc2.com/blog-entry-1091.html



両側にある謎の屋台を覗いてみる。

たまにお世話になる遮蔽

bibite = 飲み物なので、ジェラート兼飲み物屋台みたい。

ジェラート(gelato)は、イタリア語で「凍った」という意味を持つ氷菓。

発祥はフィレンツェ。果汁・果肉・牛乳・砂糖、時にはコーヒーや香草などを混ぜた物を凍らせて作る。イタリア人の夏には欠かせないお菓子であり、シチリアではブリオッシュに挟んで食べられることもある。 またジェラートを作る職人のことをジェラティエーレという。

https://ja.wikipedia.org/wiki/ジェラート


ちなみに左のアイスクリームの看板に書かれた文字を翻訳すると、

本場のやつ。



ラピス・マクシムス側の橋下の店は、

BAR dello SPORT

delloは、「の」という意味。どうやらスポーツバー。中を見ると、

おしゃれ。

現在コロッセオにて対戦中のマクシムスvsゼフィルスのスコアボードが見れるみたい。どうやら我々が戦っている間にコロッセオでも戦闘が起きていたらしい。



プッシュの道の方しか見て無くて壁に像あるの知らなかった

ここでも小気味よく音楽が流れている。先程の音楽とは別物。優雅なbgmが多い街なのかもしれない。
手前の像、pveのレトリビューションで出てきたアサシンっぽくない?

似てる。けど鎌の大きさが違う。


おしまいです。読んでくれてありがとうございます。また来週、どこかのマップで。

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