コロナ問題により、サッカーはじめ、多くのスポーツが完全ストップしてしまっています。

そんな中で、サッカーのニュースを届けられないサッカー系メディアや、現役の選手、引退した選手が始めているYoutubeなんかで、「歴代の代表選手のベストイレブン！」的なものを見るんですが、納得いかないものが多いｗ

多くの場合ね、「華のある選手・人気のある選手・上手い選手」が中心になるし、選手が選ぶ選手の場合、やはり、その人の好き嫌いが大幅に入ってくるため、「チームとして勝てるベストイレブン」を考えているとは思えない面子やフォーメーションになりがちです。

というわけでね、完全に素人な私が、歴代日本代表選手から、「W杯でベスト8を目指せるチームとしてのベストイレブン」を選んでみたいと思います！

太字がスタメンで、他はサブです。

選考の基準は、

・守備力が高い、守備力の強度がある
・スピードがある
・自分で仕掛けられる、相手を剥がせる

っていうところを優先順位の上位にしてます。

【ゴールキーパー】

川島　川口　楢崎

これはもうね、全く悩む必要がない選考でした。

海外経験があり、2010年、2014年、2018年の3大会でスタメンを取り、岡ちゃん、ザック、アギーレ、ハリルホジッチ、西野さんと、5人の監督の変遷がある中で、常にファーストチョイスになった川島は、代表史上最高のゴールキーパーと言っていいと思いますね。

そして、それ以前の代表人気を作り上げてきた川口と楢崎の2人も外すことは出来ないでしょう。

日本がW杯に出場した6大会、21試合で、出場経験があるのはこの3人だけ。

迷いようがない選択です。

【右サイドバック】

内田　酒井宏樹

これもね、まあ、スタメンはウッチー一択ですね。

スピードがあり、ボールの置きどころもよく、攻撃の基準になるパス出しを出来つつ、ハードな上下動も出来るところは魅力。

ドイツのシャルケでずっとスタメンで活躍し、確か、チャンピオンズリーグの出場数も、香川に次ぐ2位くらいのものだったと思います。

最も、「世界のトップクラスの選手相手に普通に戦ってきた選手」と言って良いでしょう。

で、酒井宏樹もフランスに行ってからグッと守備力も増したので、この2人いれば問題はない気がします。

【センターバック】

吉田　富安　中澤　闘莉王

ここはちょっと悩みましたが、プレミアのサウザンプトンでずっと戦ってきた吉田と、日本のディフェンス史上、最強レベルのポテンシャルを持っている富安を選出しました。

ブラジル大会以前は、「ポカ＝吉田」ってくらいに、1試合に1回は、「ウソだろｗ」っていうミスをしてましたが、なぜか、ブラジル大会以降は、そういうのがほぼなくなりましたね。

富安はね、わずか20歳でセリエＡのチームに移籍して出番がある、って時点でやばいですね。

日本には中盤の選手にタレントがいまくるところがあるので、そのポジションで花開いている選手はいますが、ディフェンスとGK、フォワードには、早く海外に行って活躍できた選手は極めて少ないですから。

で、サブは中澤と闘莉王にしました。

やはり、南アフリカ大会の2人のセンターバックは、「代表史上最強レベルにあった」と言っていいと思うんですね。

2人共、空中戦に圧倒的に強く、得点力も半端ないってところは、大きな魅力であり、当時、ヨーロッパの中堅国レベルくらいの実力はあったんじゃないかと思います。

【左サイドバック】

長友　相馬直樹

めっちゃ悩みました。

いや、スタメンは長友で決定です。日本代表で遠藤保仁に次ぐ出場数を誇り、インテルでずっとスタメンを張っていた選手ですから、それ以外は考えにくいでしょう。

問題はサブです。

私の選考基準で何より重要なのは、「守備の強度」なので、左サイドバックとしての攻撃力とかクロスの質よりも、「ちゃんと守れるか？」って視点で見るとねえ、長友の次に据える選手が微妙。

ここ3大会はずっと長友がスタメンでしたが、それ以前だと、加地、駒野って感じで、日韓の時は3バックだったので中田浩二と三都州って感じでしたが、フランス大会の時は相馬直樹。

日本が初めてW杯に出場したフランス大会は1つの勝ち点も取れずに全敗しましたが、結果だけみればボコボコにやられたわけでもなく、どちらかと言えば、「相当に善戦した」と言ってよい大会でした。

その時の左サイドバックが相馬直樹で、彼は都並以降ずっと現れなかった何でもハイレベルでこなせる左サイドバックで、「守備の強度」ってことで考えると、長友のサブとしては、相馬を置くことにしました。

長くなったので、分けます！