昔、友人に教えてもらって、”ハンナモンタナ”というディズニーチャンネルを見ていた。
ざっくりいうと、平凡な女の子が、みんなには内緒にしつつ、学生と大人気歌手の二足の草鞋を履きながら生活している話。

歌手であることに誇りを持ちながら、周りからは普通に見られたい、普通に扱われたい、ただ歌手という正体がばれてしまえば普通ではなくなってしまうという少女の葛藤、恐怖のようなものが描かれている。主役はマイリー・サイラスが演じている。

当時このTVドラマは映画化もされていて、その映画内で流れてくる音楽である、”The Climb”という曲が好きだった。

今日Youtubeのおすすめ動画欄を見ていて、この曲の動画が上がってきた。
和訳と一緒に見ていると、今の自分にすごく響く内容になっていた。

There's always gonna be another mountain

いつだってまた別の山が立ちはだかる

I'm always gonna wanna make it move

そこを避けて通れたらって思うけど

Always gonna be an uphill battle

いつだって苦しい闘いなの

Sometimes I'm gonna have to lose

時には負けてしまうことだってあるはず

Ain’t about how fast I get there

どれだけ早くたどり着くかじゃない

Ain’t about what's waiting on the other side

向こう側になにが待ってるかも問題じゃない

It's the climb

大事なのは登ること

わたしにとっては、今がとてもつらい状況で、その状況に負けてしまっているのは事実だ。ただ、もう勝った負けたとか、上手でも下手でも構わないからとりあえず前に進みたい。

結果や功績が称えられる世の中だけど、大事なのはその過程にあると思っている。
人と違ったり失敗すれば色んな人に叩かれることが多い世の中だけど、それでも自分の価値を信じれる人は素晴らしいと思う。

昔も今もこの曲に支えられて、共感できているのは、わたしの価値観や信念が変わっていないから。世の中が生きづらくて、自分自身が変わらないとならない場面も多い。

でも、この曲にはずっと共感できる大人でいたいなと思った。

本当に久々に涙を流して、すっきりした。

明日からもきっとやれる。