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662.「如何でしょうか?」はリクエストが不明確!

今日もご覧いただきありがとうございます。
営業トレーナー&アンガーマネジメントコンサルタント
Office M&Rの坂山一哉です。

営業をやっていて、よく使うことば。
「如何でしょうか?」
この言葉を使ったことある方も多いと思います。

さて、この「如何でしょうか?」
当然商談の最後に使うことが多いと思いますが、
何に対して言っているのか、わからない場合も多いのです。

例えば、
製品の特徴や利点を説明する。
これは当然、その商品の良さを理解していただいたり、他社との違いを知ってもらったりするためです。

そして当然相手の反応を見ながら「如何でしょうか?」と尋ねるのです。
でもこれは何に対して尋ねているのでしょうか?

「私の説明が理解できましたか?」と尋ねているのでしょうか?
それとも、
「製品の良さをわかっていただけましたか?」と尋ねているのでしょうか?
いや、
「買っていただけますか?」とお願いしているのでしょうか?

営業側は上記の思いを込めて「如何でしょうか?」と尋ねていますが、
お客さんにはわからないことの方が多いのです。

だから・・・
「まあ、考えておくわ!」って返答に繋がるのです。
こうなると、「どこか改善点ありますか?」などと言っても、もう商談を打ち切る方向にしかいきません。

やはりここでもリクエストをちゃんと伝えることが大事なんですよね。
「今までの私の説明でご理解いただけなかった部分はございますか?」
「製品の特徴や利点について、ご不明な点はございますか?」などと、
リクエストをきっちりとすることで、相手はそのリクセストに対して
必ず反応を示してくれますよ。

自分がどうして欲しいのかをきっちりと伝える。
大事なことですよね!

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