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心理的安全を高める、リーダーシップ8箇条とは何か??

おはようございます!

今週もはじまったばかりなのに、生活リズムが乱れに乱れている今日この頃です。

#リセット

#リセッシュ


さて、今日も読書メモの回です。

「チームが機能するとはどういうことか-TEAMING- (著:エイミー・C・エドモンドソン/訳:野津智子)」


前回は、心理的安全性を作り出す際の障壁となる‟ピラミッド型組織”との狭間を観ました。リーダー自身の行動がメンバーの意識を変え、行動を変えるため、努力をする責任がリーダーに伴うことも。

今回は、心理的安全を高めるために、リーダーが取るべき行動を学びましょう!


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心理的安全を高めるには??

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心理的安全を高めるためには、組織文化の実質的な変化が必要となります。近道や魔法などはなく、地道に時間をかけて文化を変えるのです。

そのための最初のステップとして、心理的安全の価値とパフォーマンスの影響を理解することから始めます。心理的安全を高めようとして生まれるよりも、価値とパフォーマンスを向上させる取り組みの結果、心理的安全が生まれると著者は指摘します。


その中で、リーダーの役割は重要となります。

膨大なリサーチにより、リーダーが組織文化に与える影響はとてつもなく大きいのです。それにも関わらず、独裁主義や罰、不安により支配を優先することが多いのは、相手に与える心理面や行動と結果がわかりやすく、リーダー自身の不安を軽減するためです。


この先からが分かれ道です。

自身のリーダーシップを内省した時に、「不安を与えていないか?」「独裁主義に陥っていないか?」を問てみてください。


当てはまらない人……それは、内省が足りないか、素直に認められないか、自身の権力を認識できいないかのいずれかです。



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具体的なリーダーシップを学ぼう!!

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リーダーシップを発揮する際に、具体性に欠ける言葉では意味がありません。行動が必須です。

だからこそ、どのようなリーダーシップ行動が心理的安全を高めるのか、8つのポイントを観ていきましょう!


① 直接話の出来る親しみやすい人になる

メンバーと直接話し、個人としての関りを持つことです。リーダーと共に学習をするように、メンバーに促すきっかけとなります。コミュニケーションプロセスを見直しましょう。


② 現在持っている知識の限界を認める

あることについて、「自分は知らない」とリーダーが認めると、謙虚さを誠実に示したその姿勢によって、メンバーにも同様の姿勢を持つように促すことできます。不確実性を認めるのは弱さではなく、先の見えないことへの賢明で的確な判断力を高めることへ繋がります。


③ 自分も良く間違うことを積極的に示す

リーダー自らが、失敗に対して寛容さを率先して示します。限界を効果的に明らかにすることが出来ます。②と同様に、謙虚さと誠実さを示した姿勢がチームに影響を与えます。


④ 参加を促す

②-③の結果、チームに参加することは必然的な展開となり、意見や考えを出してい欲しいとなります。学習の成功は膨大な知識を活かせるか、否かです。心からの質問をして、「考えを聞きたい」ことを伝えましょう(意見を尊重していること、相手を信じていることを伝えるのです)。


⑤ 失敗は学習する機会であることを強調する

期待外れの結果、罰ではなく、ミスや失敗を受け入れ、有意義に向き合うことを促すのです。大切なことは、学ぶこと/学んだことを共有すること/再び挑戦することなのです。


⑥ 具体的な言葉を使う

率直で単刀直入な話し合いが促され、学習できるようにします。比喩は新たなアイディアなどの創造性を高めますが、実際の問題を観えなくし、率直で活発な話し合いを遠ざけます。意見がぶつかることから逃げているのは、すなわち、解決を先延ばしにしているのです。


⑦ 境界を設ける

リーダーがどのような行為が非難に値するのかを明確にすると、メンバーは想像している場合よりも、心理的安全を感じます。行動と姿勢に関する明確な境界を設けるのです。


⑧ 境界を越えたことについて、メンバーに責任を負わせる

受け入れられない行為は必ず生まれます。間違いない公正に対処すべきです。厳しい措置を取るときには、背景にある状況と理由を説明することが重要です。リーダーの気まぐれではないか?という不安感を取り除くのです。また、ガードレールを設けることにより、制約の中で思いっきり動けるようになります。



心理的安全とは、社会的構築概念です。

「他人の反応をどの程度気にしているか?」によって決まります。大半の人は他人の目に映る自分のイメージをコントロールしなければならないと思っているためです。

有能なリーダーであれば、心理的安全を高く保ちながら、責任を保つことも可能であることが理解できています。失敗に学ぶ文化の構築とパフォーマンスへの責任を明確に伝えることが出来ているのです。



リーダーの姿勢次第で、チームを活かすも殺すも決まります。

中の人になっているとに、問題は見えません。どんなにうまくいっているように思えても、小さなほころびを放置していれば、それが大きくなることも。

その原因を見極められるのは、内省を徹底的に行えるか、外部しかないのだろうなとふと思った今日でした。


今日も学んだー!!

ではでは、今日もワクワクするような最高の笑顔で、いってらっしゃい!!

アクティホーム

講内 源太


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