実は私も、もう何度繰り返したか覚えていないくらい『死にたい』と検索したことがあります。
もしかしたら今、この記事を読んでいる方の中には『死にたい』というワードでたどり着いた方もいるかもしれません。
私はここで「そんな簡単に死ぬなんていけません！」とか「自殺すると地獄に落ちるぞ！」とかいうお説教じみた励ましをするつもりは一切ないので、どうか安心して読んでいってくださいね。

で、実際『死にたい』と検索すると「ヘルプが利用可能　今すぐ相談する」なんて出てきてこころの健康相談統一ダイヤルの電話番号がトップにでかでかと表示されたり、厚生労働省の相談窓口まとめサイトに誘導されたりします。ちょっとスクロールするといのちの大切さを訴える作文とかまで出てきます。
その度私は少しげんなりして、ちょっとスクロールするもすぐに別のサイトやアプリを開いたりスマホを伏せて天井の模様を眺めたりします。

決して私は政府の自殺対策を批判したいとかゲートキーパー活動が無駄だとか言いたいわけではありません。一昔前と比べたらずいぶん進歩したと思います。
まぁ実際電話かけたけどいつまでもつながらずかえって気が滅入ったとか、ナビダイヤルで通話料かかるのはいかがなものかとか、そういう細かい不満は多少ありますが……(笑)

ただ、『死にたい』というワードで検索するという行為って別に「今すぐ死のう、さあ！」とか「この瞬間からすべての生命活動を停止したい！」みたいな気持ちでやっていることはそんなにない気がします。
むしろなんの気力もなく、ただぽろっと出てきた心のゲロみたいなことが多いと私は思っています。
そもそも大した意味なんかないし、検索結果ももうわかりきっているのになぜか『死にたい』って打ち込んで検索ボタン押しちゃうんですよね。

じゃあ『死にたい』というワードで検索する人に対して、何が適切なコンテンツなんだろうかと考えた時。
まずその『心のゲロを安心して吐きだせる場所』ではないかという結論に私はたどり着きました。
ただひとこと『死にたい』だけでは簡単ですが、その中には「学校行きたくない」とか「恋人と別れた」とか「働くのつらい」とか……色んな内容が含まれていると思います。
それらに対しての返答もそれぞれであって、ただ「死ぬな！」の一言で片づけてしまうのはあまりにも雑かなという気がしています。

ココオルではたくさんの『死にたい』に向き合ってきています。いわゆる一般的な掲示板とは違って荒らしや批判、マウント取りなどのない安心できる掲示板です。もしよかったら、あなたの『死にたい』も吐き出していってくださいね😌