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黒歴史から見るADHD

 最近自分が大人のADHDだということが分かったのですが、やっぱり子供時代からその素養はあるようです。

 そこで、仕事以外で、実はADHDが関係してそうな、過去のやらかしを振り返ってみることにしました。

1.小学生低学年

 小2か3ぐらいのころに、工事現場のプレハブに勝手に侵入し、いろんな工具で遊んでいました。そこで工事用のでっかい電球を発見。豆電球や電気の仕組みは知っていましたので、ソケットがついておらず、電気が通ってないことはわかりました。
 そこでピーンときました。落ちている針金に電気通して電球くっつけたら光るじゃん。針金を曲げてあろうことか素手でコンセントにぶっ刺しました。
 バチバチバチッ!と激しい火花が起き、両手を火傷しました。大泣きしながら家まで走って帰ったのを覚えています。この時針金を曲げたのが不幸中の幸いで、ショートした回路がU字の針金を回るだけで済んだみたいです。2本をそれぞれ手にもって刺してたら、体の方に電気が通って死んでたかもとのこと・・・ほんとやばかったです。
 理科の知識はあったので、そうすればそうなることぐらい、一歩立ち止まって考えればわかったはずなのに、やっちまったんですよね。

2.大学生

 大学時代は仕送りメインでバイトはたまの単発しかしていませんでした。そんな脆弱な財政基盤なのに、欲しくてたまらないものがあったら買ってしまってました。FF7をしたいがためにプレステを買ってしまい、次の仕送りまで残り500円以下で過ごすハメになりました。ソーメンともやしで凌いだのが懐かしい。
 プレステのハマりっぷりも酷いもんで、夜通しプレイして雀がチュンチュン言い出して後悔するようなこともしばしば。

 友人やサークルのイベントの待ち合わせ時間に遅れることもしばしば。遅れるの自体は気をつけていましたので、通常は20分前に待ち合わせ場所に入るのですが、完全に忘れてすっぽかしたり、寝坊したりしたので、どうしようもありません。

3.社会人時代(塾講師)

 社会人になった頃、高校生の頃から好きだった、カードゲームのMTG(Magic: The Gathering)にオンライン版が出ました。
 大学時代もハマっていたとはいえ、基本お金がないので慎ましやかなものでしたが、社会人になって調子に乗りました。MTGの遊び方の一つにリミテッドという、1ゲームごとに新しいパックを3つ開封するゲームがあるんですが、これがめちゃくちゃ面白いんですよ。それにガッツリハマり朝までプレイ、1ヶ月で10万越えの請求が来てしまいました。初任給なのに。
 流石に数ヶ月で破綻したので、以後はリミテッドは封印し、構築デッキという遊び方に戻し、経済的に折り合いをつけるようになりました。ただ、朝までプレイして仕事に悪影響を与えることもしばしばありました。

4.社会人時代(公務員)

 通勤で原付のリトルカブに乗っていましたが、ハンドルロックがあるんですよね。帰宅する際、そのハンドルロックを外し忘れ、エンジンをフルスロットルしてぶっ飛びました
 フルフェイスだったので顎は守られましたが、手を強打して小指を折ってしまいました。今でも右手小指は後遺症が残り、しっかり曲げることができません。薬めっちゃ飲みにくいです。


振り返ってみると、
・思い込んだらどうなるか深く考えずにやってしまう衝動性
・後で困る現実は見ずにとりあえずやってしまう無計画性
このあたりが仕事以外の場面でもいろいろと問題を起こしていたようです。

ADHDのお子様がいらっしゃる親御さんに、私の経験から言えることは、「とにかく命を守ること」、「後遺症を残さないこと」に気を使ってほしいです。マジで。お金は成長してからでもなんとかなります。


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