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精神遅滞と「ネオテニー」という考え方(猫を交えて)※娘4歳

こんにちは!
MMマウスは精神遅滞の娘(4歳)※発達指数はBQ63を観察しているのですが。最近面白い事があったので書きます_φ(・・

「ネオテニー」という言葉をご存知でしょうか?

・ネオテニーとは子供の特徴を残したまま、成長する、という特徴があるようです

代表的なのはウーパールーパー

マウス画

検索して調べると「日本人はネオテニー」なんて言葉も出てきました💡

例えば飼い猫も、母猫に甘える時の「ふみふみ」とか「ゴロゴロ」とかも進化の過程で残されて、子供の特徴を残しているといった感じのようで💡※うちの子もやります笑

そして、特徴として「穏やかで攻撃性が低い」こともあるそう。

マウス画

実は子供の時にしか発達しない部分、というのがあるそうなんですよね。

それは「イマジネーション」の部分みたいです。
7歳までしか育たないと。

ジョセフ・C・ピアス 著「知性の進化」

古い本になりますが、動物や、子供の発達について昔、書かれた本にも、似たような記述があり。

例えば、段ボールやボールを「見立て遊び」すること。想像の世界で遊ぶ事。
これなどは、7歳までにはあるが、それ以降育ちにくいとされているなど書かれていました。

本物そっくりのおもちゃも確かにすごいけど。それではない何かを、「見立てて」遊ぶことは結構重要なのではと😳

※そういえば、娘が通っている、療育センターさんでも「見立て遊び大事!」て前に、言われたような‥

見えない「こびとさん」を追いかける娘を止めない

昔、こびと図鑑ってありましたよね。たまたまYouTubeで見たのですが、その日から娘の「小人さん探し」が始まりました。

「小人さん、あったー!」と何もない空間を指差す娘。
発達も遅れているし、以前なら、どうしよう、うちの子おかしいのかなと、子供と関わるレベル1の私なら止めていたかも。

でも私は予備知識を備えました👍

「小人さん捕まえた?」と聞くと。
何もない空間を掴んで。「ここ、ここ」と。握った手を見せます。

「あか?あお?きいろ?」と聴くと※(何色?はわからないので、一つずつききます)

こっそり手を開いて

「あかー」  と

もちろん手の中には何もありません。

「小人さんちょうだい」と私が言うと
にやっとして、

「なーい」と言うのです。

そう、これが「想像」と言う事を娘はわかってやっているのです😳

それから、時々、こびとさん探しをしましたが、見えない小人さんを渡してくれたりする事も笑

見立て遊びもそうですが、きっとこういった部分が本に書かれていた一部なのだなと。

1/3のスピードで育つ娘は、この時期が「通常よりも長くなります」

こういった事を知ってからは、少しこのゆっくりの娘がどう育つのか楽しみになりました。
大変なことはまだまだありますが

発達ゆっくりはきっと、思ったよりもプラスの要素を含んでいるんだと。
私は希望を持ちました。

もし発達ゆっくりのお子さんを持つ方がいましたら、きっと、これは素敵な個性だと伝えたいです。


ここまで読んでくださった方がいましたらありがとうございます🐀