高卒無職の人生逆転日記

高卒で運送(物流)系の会社に5年勤め、退職。現在は無職を逆手に取り、色々な事に挑戦中。…

高卒無職の人生逆転日記

高卒で運送(物流)系の会社に5年勤め、退職。現在は無職を逆手に取り、色々な事に挑戦中。 そんな様子をストーリー仕立てに面白おかしく更新中!  また生きていて感じた想いを私なりの言葉で紡いでいく。

マガジン

最近の記事

そんな中で

「合計8点で千円になります」 気付いた時には、ひたすらデカくて食べ応えのありそうな菓子パンを無心でカゴに放り込んでいた。  「なんかカゴ一杯に入れてるな、この方、、、」 なんて他の客から思われるのもなんだか嫌なので、多少周りを意識しながら。普段は菓子パンなんて食べないし、食べたいとも思わない、、、普段は。 「ダメだ、全く分かんねえや、、、」 先日、日商簿記3級を受験したのだが恥ずかしい事に落ちた。原因としては本番レベルの問題を全く解いていなかった為だと思っている。当初は『3

    • 奇跡の少女

      「肉の種類が若干増えたのかな?でも惣菜系と揚げ物系は弱いな」 新しくオープンした近所のスーパーへ視察を兼ねて行き、人波をひたすらにかき分けながら食品を見ていた。 「あれ、ここら辺にこんなに上品な人住んでたっけ?」 チラシ広告を見てきっと少し離れた地域に住んでる方も来たのだろう。私は普段品質よりも値段を重視してスーパーを選んでいるので、周りもそれ相応の客層しかいなかった。だが新しくオープンしたスーパーには普段交わらないような層が一堂に会していて、なんだか面白かった。 「鶏もも

      • 鈴木さんと私

        「いらっしゃいませ~アツアツ・ジューシーな○○チキはいかがでしょうか?お子さんへのお土産にされてもきっと喜びますよ~」 「昨日のあの事件、本当に物騒ですよね~」 「いや~にしても良い天気ですね。」 何か変わった人だな。私がコンビニバイトを始めて間もない頃は、鈴木さんの事をそう思っていた。見ず知らずのお客さんにも平気で世間話をするし、独り言も激しい。 「ありゃありゃありゃ、、、賞味期限これ1週間も切れているじゃない」 周りにお客さんがいたとしても、鈴木さんからしたらなんのこっち

        • ありのまま

          「チュンチュンチュン」 程よい日差しと鳥の鳴き声が私を起こす。目を擦すって時計を見ると6時半。アラームはかけてないが、大体これ位の時間に目が覚める。 遅い時間に寝ても不思議とこれ位の時間に目が覚める。「もうちょい寝ようかな?」なんて一瞬思うのだが、それでは朝の散歩が出来なくなってしまう。朝に有酸素運動をすることにより、一日の代謝が上がり、、、、そんな小難しい事は別にいい。朝散歩をするのは、シンプルに朝の程よい日差しと、季節や天気によって異なる香りを噛みしめながら歩くのが気持ち

        マガジン

        • 生の言葉を紡ぎたい
          13本
        • 高卒無職人生逆転シリーズ
          4本
        • 深い夜
          2本

        記事

          父を想う

          今日、私が幼い頃お父さんとよく魚を捕っていた池に行った。 休日ということもあり私がその池に着いた頃には、既に沢山の親子連れがいた。 なんだか昔の自分を見ているようで、当時の光景が鮮明に頭に浮かぶ。 父「泰君見てみ。いっぱいクチボソがいるよ」 そういえば、小学校高学年まで一人称「泰君」で、意地悪な6年生から 「お前まだ自分の事君付けしてるんだ。これから虐められるよ?」 なんて言われ、当時の私はそれを真に受け必死に変えようと練習したな。 でも「俺」と言うのは性に合わなかったのか、

          「優しい」って良い事?

          「○○君って凄く優しいね」 その言葉を素直に受け止めることが出来なくなったのはいつだろう。 「相手の気持ちを考えて行動しましょう。思いやりの心ですよ。」 小学生時代から先生に口酸っぱく言われていた。 私の場合は、言われなくても元々出来ていた。 もっと言うとそうしたかったし、そうせざるを得なかった。 「○○君、独りぼっちだ。可哀想」 そんな感情が無意識に浮かんでくる。仮にその子がクラスに馴染めていない子や嫌われてしまっている子でも、私は助けたいと思うし、助ける。 自分の事かの

          「優しい」って良い事?

          とりあえず散歩しよ

          「お、新しいお店オープンするんだ」 「あれをこうしてみたら、きっと面白いな」 「そうか、もう蛙が鳴く季節か」 散歩は沢山の発見や気付き、いいアイデア・考えがふと閃いたりするのでよくする。運動としても程よくて良い。 散歩後に疲労感が残る事もあまり無く、むしろどこか心身共にスッキリしている。 何もしないで家に籠っていた日と、朝起きて散歩をした日。 字面だけだと「朝、歩いた事しか変わりないじゃん」と思うが、 実際にやってみると朝歩いた日の就寝前は、「今日は有意義な日だったな」と

          真っ直ぐ帰ります。まさか風俗なんて行きませんよ?

          酒が入るとなんだか人肌が恋しくなる。 社会人時代、誰かと何軒か飲んで最後は風俗で締める、なんて事をたまにしていた。出来るのであれば毎回それで締めれたら最高だが、流石にそんな高給取りではなかった為、そこは何とか我慢していた。勿論彼女はいない。 何軒か行き、良い感じに酒が回ったところで次はどうなるかお互い分かっているのに、 私「どうします~この後。流石に酒はもういいですよね~」 先輩「そうだな~まあどこか行くとしたら、、あれくらいだよな」 私「そうなっちゃいますよね」 先輩「じ

          真っ直ぐ帰ります。まさか風俗なんて行きませんよ?

          「note・スキ」の呪縛から逃れろ

          今までtwitter・インスタなどのSNSをまともにやったことが無い「SNS初心者」な私が「note」を初めて約一週間が経った。振り返って、、、 「スキ」をひたすら求めてしまってたな、、社会人時代から、上司によく思われようと仕事しては、自分が身体的・精神的に参ってしまうというのを繰り返してはその度、「もう私は、承認欲求から解放された」と自分に何度も言い聞かせていたのに、、 SNSで「いいね」欲しさのために「映え」を意識したり、ブランド物の下着を着た写真、時にはそれ欲しさに

          「note・スキ」の呪縛から逃れろ

          「youtube」に感謝 息子として

          これは私が実家に住んでいた時の話。 私のお父さんはyoutubeが普及し始めた頃から、よく自分の興味ある事柄を見る媒体として活用していた。そして、お母さん。パソコンも触った事無く未だにガラケー。普段は本を読んだり、縫い物を編んだりなどまさに 「デジタルデトックス」的な生活が基本。ガラケーも連絡を取る手段として利用する位だ。だからといって 「もっと余裕があれば、こういう事したいんだけどな~」 「機械音痴だし、もういい歳だし、、私はこれで十分よ」 などと、やってはみたい・興味はあ

          「youtube」に感謝 息子として

          高卒無職23歳 パソコン教室入会編「将来はまさかの文豪?の巻」

          前回の「ひねくれ坊主 ここに参上!!の巻」はこちら!(一人称「おら」縛りはもう終わり) 初めて閲覧して頂く方の為にもざっとおさらい。 高卒無職23歳 ひねくれ坊主が、「タイピング早く打てたらカッコよくない?」と思いパソコン教室に入会!それに伴って実際にあった出来事を面白おかしく、ストーリー仕立てでお届けしていくよ!! 私の通っていたパソコン教室は、ざっとこんな流れ。 タイピングを1時間(ブラインドタッチをマスター出来ていない人は) その後の時間はword・Excel等の

          高卒無職23歳 パソコン教室入会編「将来はまさかの文豪?の巻」

          誇ってしまえ 無職を

          前あるコンテンツで見た、有職者の方の素直な意見に笑ってしまった。 Aさん「僕1か月位骨折で入院していた為、仕事から必然的に離れる事があったんですけど、本当に何をしたらいいのか分からなくて、いや本当暇すぎて、、 無職の方とかど、、どうして過ごしてるのかなって、凄いなって」 Bさん「前職を辞める際有休消化期間が1か月位あったのですが、逆にやる事が無く暇で、期間終了後すぐ他の会社に就きました」 無職って逆に凄いのではないか?それが普通で別にやる事無くても、癇癪を起すような事も

          誇ってしまえ 無職を

          「頑張って」って言わないで

          A「明日も仕事?」 B「そっか~頑張ってね!」 A「うん、ありがとう」 まあよく見る会話だ。「よし!頑張るか」や「彼女に言われたら気合入るな」とプラスの言葉として捉えられているのがきっと普通だろう。 言う側も「私も応援してるよ」という気持ちで良かれと思って言っている。ただ、私は素直に言葉を受け入れられる時とそうでない時がある。 そうでない時。それはストレスや精神的な疲労で参ってしまっている時。 そのような時に言われると 「今よりもっと頑張らなきゃいけないのか、、」 「明日

          「頑張って」って言わないで

          俺流キャバクラ・ガールズバーの楽しみ方

          社会人3~4年目の時キャバクラ、ガールズバーに軽くハマっていた。 実際キャバクラ、ガールズバーって楽しいの? そんな疑問に私なりの楽しみ方、魅力について語っていきたいと思う。 まずどんなシステム?まず私がよく行っていた何店舗かの相場としては キャバクラ1セット(50分)→5000~7000円 女の子2回転 ガールズバー1セット(40~50分)→3000~5000円 〃2~3回転 ざっとこんな感じ。1セット2回転=1セットの間に女の子を二人紹介してもらえるという事だ。 

          俺流キャバクラ・ガールズバーの楽しみ方

          難しい横文字、長い横文字=やめて~ってなっちゃうんだよね

          なるほどね~、、、、いやわからんて!  文章を読んでいて長い横文字、難しい横文字を見ると 「やめて~」ってなっちゃう。これはおらだけかな?自分が知らない言葉だから少し無意識に嫌悪感を抱いてしまってるというのもあるかもしれないが。 何かを話すときにその言葉を使わないと説明できない事柄なのであればそれは仕方ないと思うのだが、その言葉を使わないでもっと簡単な言葉の方が、余程その分野に精通している人以外には分かりやすく伝わるんじゃないかな?と思ってしまう。コミュニケーション能力という

          難しい横文字、長い横文字=やめて~ってなっちゃうんだよね

          高卒で5年間働いて 実際どうだった?

          私は高校卒業後、大学に進学せず運送会社(物流の方が近いかも)に就職し約5年間働いた。 大学に進学しなかった理由としては3つ。 特にやりたい・学びたい事が無かった バイトでお金を稼ぐ事にハマっていた そのまま就職しても上手くいく自信が自分にあった 結論 結局自分次第(私の会社の場合)私は最終的にチーフ兼チームリーダーという立場だったのだが、その際私よりも年下で大卒の部下がかなりいて、私が思ってたよりも「学歴による差」というものは感じなかった。あくまで私の勤めていた会社の

          高卒で5年間働いて 実際どうだった?