見出し画像

フィンランド旅行⑸

今回の旅行は、2月19日月曜日から、2月24日土曜日までの3泊6日の旅。
(ホテルは3泊で、機中1泊、空港1泊😂)

3連休があったので、月曜日から木曜日までの4日間、有給を使わせて頂き、旅費も安く抑えることが出来た。(平日出発だから)

この3泊のうち、1泊をオーロラ鑑賞に使い、残りの2泊は首都ヘルシンキを観光する計画だった。

最初の日が(それでも)一番晴れていたので、その日にオーロラを見にロバニエミまで行ったけれど、残念ながら今回見られなかった…。😢

「も?」と思った、そこのアナタ。
そう、実は2回目の挑戦だったのよ…。🤣

1回目は、もう12,3年も前のこと。
アイスランドへイギリスから旅行に行って、その時に「オーロラハンティングツアー」に参加したの。

そのツアーは、大型バスに乗って、ハンターなるオーロラ予報士?みたいな添乗員が、あっちで出そうだと言えばあっちに向かい、こっちに出そうだと言えばこっちに向かって移動し、オーロラが出そうな空の下に向かうという、まさにハンティングだった。

その時は空が晴れていて、その添乗員曰く、「今夜95%の確率で見られるよ😉✨」とのことだったのに、見られなかったのだ!😱

そんなこともあったので…、今回天気が悪くても、意外と見れんじゃない?😏と、逆に甘い考えでいたら、全く少しの希望の余地も持たせて貰えなかった。😂

会社でも出立前に、なんでこんな寒い時期に寒いところに行くのか聞かれて、「オーロラを見に!」と言っていたので…、みんな「どう?見れた?」と聞くので、「残念だったけど、見られなかったよ。でもいいの、またリベンジするから。次はカナダのイエローナイフかな♪」などと答えておいた。🤭


*******


さてさて、ヘルシンキ2日目は、映画「かもめ食堂」に出ていたカフェ「かもめ食堂」へ行ってきた。

ここは友達も私も行きたかったところで、ちょっと南の方へ行く、中心地からは離れたところだったので、トラムに乗って行った。


外観はそのまま。

中に入ると、日本人もいて、外人がラーメンを食べていた。
日本食もシナモンロールなども食べられる、欧日混ざった感じ。

カウンターが奥に垂直に作られていて、映画の時と向きやテーブルなどは変わっていた。(そりゃそうだ。)

日本酒のビンもたくさん置いてあって、夜は居酒屋みたいな雰囲気になるのかもしれない。

お昼ごはんにはまだ早かったので、お茶にした。

抹茶のテリーヌとキャラメルカプチーノを。

デザートもカプチーノも、普通に美味しかった。
そして紙ナプキンにあるカモメをモチーフにしたオリジナルグッズも売っていた。
友達がトートバッグなどをお土産に買っていた。

私は作家でエッセイストの「群ようこさん」のファンなので、ここに来るのを今回の楽しみの1つにしていた。

叶って嬉しい。

もちろん、オーナーは日本人ではないけれど、映画のロケ地として日本人が訪ねてくるので、こうして映画ポスターを飾ってあるのだろう。
日本食が食べられるのも、きっと嬉しい。


お店の入り口に飾ってあった。

お店の静かな雰囲気の中で、ゆったりとくつろぎながらお茶をして、ほっとひとやすみ。

まさに映画「かもめ食堂」のような時間の流れ方だった。


カフェを後にして、次に向かったのは、表紙写真にもある、ココ。
突如街中に現れた、木で出来た建物、これは「カンピ礼拝堂」。

もみの木を何重にも重ねて作った、斬新なデザイン。
曲線がキレイで、まるでノアの箱舟を見ることが出来たら、こんな感じなのではないかと思わせるものだった。

内部は写真・私語禁止だったので、残念ながらお見せ出来ないけれど、木で作った小さな祭壇、もちろん木で作った3,4人掛けの礼拝用の椅子が2列に5段、並べてあった。

そこに座って周りを見ると、結構中は広く、特に天井が高くて解放感があった。
誰も話してはいないが、音が木に吸い込まれてしまったように、完全に無音だった。

瞑想するのに、心を無にするのに、とても良い空間だなぁと思った。


”静寂の礼拝堂”とも呼ばれるらしい。


そして次に行ったのが、宿泊しているホテルのすぐ裏にある、「Oodi」(オーディ)と呼ばれる、公共図書館へ。

ここも(あっ!外観の写真を撮るのを忘れた。😫)、まるで大型船のような、オレンジ色の目を引く建物。

ここで食べられるフィンランドの郷土料理「サーモンスープ」がお目当てだ。🤭
15時を過ぎるとサーモンスープビュッフェをリーズナブルに頂ける。

サーモンとジャガイモがゴロゴロ入って、クリーミーなスープで、臭み消しなのか、ディルが入っている。

根っからの洋食派の私は、こういうお食事が本当に大好き。
今まで海外旅行に行って、お米が食べたいなぁなんて思ったことがない。😅


サーモンスープとパンとコーヒー。これで11ユーロだったかな。


お腹が満たされたところで、3階まで螺旋階段を上ってゆくと、蔵書の多いこと、多いこと。😳
なんでも10万冊ほどあるらしい。

本棚の高さが低いので、圧迫感がなくて良い。
ソファーがあったり、外のガラス窓に向かった1人1人が座って読めるスペースがあったり、ロッキングチェアーがあったり。

とにかく読書を、銘々が思いのままに楽しめるような所で、夢のようだった。✨


奥の方が細く高くなっている。


そしてデザインが素晴らしくて、まるで本当に船に乗っているようだ。

木がふんだんに使われ、窓が多く開放感のある、居心地の良い場所。


ここ、3階がメインの図書館、2階はパソコンや視聴コーナーや、3Dプリンターなどもある、主に勉強の場で、そして1階には先ほどのレストランや、日本で言う将棋センターみたいな?チェスをする場所があった。

子供もおじいちゃんもいて、特に友達や知り合いじゃなくても、やりたい人が集まって、その場で相手を決めているようだった。


こうしてこの日は観光を終え、中央郵便局とビルを同じにしている、K-マーケットに寄って、お土産や飲料水を買って、ホテルへ戻った。

この日は、前日程は歩かなかったけれど、それでも2万歩を超えていた。

それなのに、痩せないのはなぜ?🤣




この記事が参加している募集

一度は行きたいあの場所

もしサポートして頂けたなら、執筆活動費に充てて、「副業が本業をいつしか超えてフリーになる!」という夢が早まります。あなたの”夢の後押し”が名実共に私の背中を押してくれるのです。本当に有難い限りです。<(_ _)>