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夏の日の午後


私はお盆は仕事ですが、夫はバッチリお休みがあるので、昨日から娘とともに実家に帰省しています。 

その間嫁は家で一人ヒャッハー!!!
と奇声を発しながら自由を満喫しています。
……とはいえ特別することもないので、音楽を聞きながら本を読んだり小説を書いたりしています。ああ地味。笑

こんな風に優雅に過ごせるなんて夢のようです。

最近、窓に差し込む午後の陽射しが少しずつ柔らかくなってきたように思います。夕暮れ時に吹く風は乾いた匂いが漂っていて、秋の気配が感じられます。

そう言えば、夕暮れ時は雀色時とも呼ぶらしいです。確か芥川龍之介の小説にそのような言葉が出てきた気がします。雀って何色だっただろうか……。
そんな事をぼんやり考えた平和な夏の午後でした。

岡村孝子さんの「夏の日の午後」という楽曲があります。中学生の時、岡村孝子さんの曲を聞きながら夏休み終盤に必死に宿題を片付けた記憶があります。

この曲、改めてきくと苦しい曲なんですね…。
「あなたがたとえ遠くを歩き出しても構
わない 私の中で生きている」


他人に対する想いは、表出出来ないと次第に自分自身に深く侵食して細胞の隅々にまで食い入るのではないかと思いました。
そうなる前に、たとえ相手には届かなかったとしても、言葉に出来たらいいですね。

読んでいただきありがとうございます。
皆様の休日が素敵なものとなりますようお祈り申し上げます。







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