またまた久々の手品をして来ました。 今回は他にやる事がありました。 新作のリフレクション・ケースの注文がありました。 今回のイベントから帰ってきてから作ろうと思ってたのですが、僕の手品に興味を持ち、待ってくれている人が居ると思うと、待たせるのを申し訳なく思い、イベントに行く前に作ろうと思いました。 また今回のリフレクション・ケースは作る準備も手間がかかる上、組み立ての段階も神経を遣います。 決まった場所まで狭い所を動かしていき、接着するのですが、動かしている途中で引っ付
昔、出会った人の話。 その人はマジックが好きなのですが、上手く出来ませんでした。 練習してるのかどうかは分かりませんが、簡単なコインの消し方も出来ませんでした。 その人は高い道具を一杯持ってます。 なので、コインを消すのも高級なコインスタンドで、コインを簡単に消せる道具を使って消したりしてました。 普段の身なりもキッチリしていて、僕の知らない高級ブランドの服だと思います。 ある時その人が営業に行ってきたと言ってました。 「僕みたいな者が営業なんて行ってもいいんですか
テレビである人が言ってました。 その人は映画の面白さを伝えるために、映画をイベントを開催してました。 2本の映画を放映するのですが、1本目が何を放映するかが凄く難しいと語ってました。 お客さんは性別も年齢もバラバラ。 有名なアニメの映画を放映しても、子供達はすでにテレビや何かで見ていたり、大人が少し退屈そうにしていたりします。 味のある映画を放映すると、子供たちが付いてこれなくなります。 そんな時、ある映画を思い出し、その映画を放映してみました。 その映画とは“
僕が子供の頃、テレビでおじさんのマジシャンが出てました。 度々テレビで見るのですが、ほとんどが演芸の中の1コーナーって感じでした。 演じているのはサロン・ステージ系の物ばかりでした。 そこからしばらくして、マリックさんのブームもあって、なるほど・ザ・ワールドなど、色んな番組でクローズアップマジックを見る様になりました。 興味を持った僕は色んな番組を見る様になりました。 クロースアップマジックが取り上げられてる間も、演芸番組等では同じ様なマジックを演じてました。
過去に試みた事を書きます。 お客さんが密かに思ってる事を、何気なく否定してから始めた方が、良い反応を得られるんじゃないかと思いました。 露骨には書きませんが、お客さんに『よかったら調べて下さい』と言ってデックを渡して、よく滑るカードである事を分かってもらおうと思いました。 よく滑るので、またにお客さんが思ってる様な事は出来ませんよって事を、密かに伝わったらなぁと思ってました。 この企みは上手く行きませんでした。 と、言うか、上手くいかなった様な気がします。
たまにお客さんが手品に対して「袖に隠した」という意見を持っていたりします。 僕はその時、ジャケットを着て演技をしていました。 その時の僕の変え方はこうです。 『長袖の方がお客さんの思考の逃げ道が生まれる。その方が安心して見れるはず』と。 つまり、不思議な事が起きても、お客さんは「袖を使って隠したんだろう」とか「袖に隠してた物を出したんだろう」と考える事で、思考の逃げ道が出来、その分安心して見れる。その結果、お客さんの反応に繋がるのではないかと考えていました。 こ
コロナウィルスの流行も影響してるのか、たまたまかも知れませんが、SNSでマジックの動画を目にする機会が増えた様な気がします。 それらの動画は、とても綺麗な手付きで演技をしています。 そういった動画を見て思うのですが、メンタル系のマジックをする時はどうするのでしょうか? まぁ、おそらくヤらないんでしょうけど。 何か手付きが綺麗過ぎて、何か違和感を感じてしまいます。 綺麗な手付きでフローティングビルを演じてるのを見た事があるんですが、何だか変な感じでした。 E
昔、入っていたバーでの話。 そこのバーで僕は綺麗な手品を演じてました。 音楽を流しながらマクドナルドの4Aのバリエーションを音楽に合わせて演じてました。 見ているお客さんは静かに見ていて、演技が終わると盛大な拍手をくれました。 お客さんはバラバラで、若い女の人や太ったおじさん等。 そんな時にフッと思いました。 未来の僕は、どんな姿になってるんだろう…。 見た目が悪くなったら、この手品は出来ないな…。 『そうならない為に、日頃から気をつければ良い』
今回は僕が使っていた道具の事を書いてみたいと思います。 それは引きネタです。 作り方はもちろん、どの様に使ったとか、作って仕上がるまでに考えた事とか、どこが気になって、どう変えた等を書いていきます。 この頃、引きネタと言えば、火の着いたタバコを消す専門の物だとか、そういった物しか有りませんでした。 まず僕が引きネタを使っていた事に驚くかも知れませんね。 使っていたのはかなり前になります。 しかも使うのは一度のショーで一回キリ。 使っていた期間も短いです。
僕は苦手な物が多い。 その中でも以外に思われるかも知れない物があります。 それは、フラリッシュです。 最近ではカーディストリーなんて言い方もします。 「いやいや!紀良さんやってるやん!」って思ってるかも知れませんが、ホントに下手です。 細かく書くと、“物凄く練習しても、一定以上に行かない”です。 練習してたらそのラインより上に行けると思ってたのですが、どうも一定のラインが越せません。 そこで試してみました。 『ひょっとしたら、難しいフラリッシュを覚えたら、
手品の技法でトップチェンジと呼ばれる物があります。 カードを密かにスリ替える技法なのですが、最近ではすっかり見なくなった技法の様に思います。 最近ではカメラ相手の手品が増えてる様に思うので、ますます見る機会が減った様に思います。 でも、この技法「“チェンジ”ではなく“スイッチ”ではないか…」と思った人も居てるのではないでしょうか? 密かに入れ替えてるので、スイッチの方がしっくり来る様な気がします。 なのに何故“トップチェンジ”という名前なのか? ここから
昔、入ってたお店が結構暇な店でした。 「今日はお客さん来るかなぁ」なんて感じです。 そんな中、お客さんが来ました。 常連の手品の好きなお客さんが一人。 そのお客さんに簡単なカードマジックを演じました。 するとお客さんが、「もし良ければ、その手品教えてくれないか?」と言ってきたので、教えました。 「これで、こうなるんや!」 『そうなんですよ。だから、このまま繰り返す事が出来るんですよ』 そんな感じで話しをしてたら、お客さんが来ました。 カップルで来たのですが、席について
今回はちょっとした小ネタを紹介します。 お客さんにトランプを混ぜてもらう場面で使います。 普通ならお客さんに混ぜてもらったら、演者は「これでよく混ざりました」的な事を伝えます。 実はこれって、演者とお客さんの間に壁を作る行為なので、僕はあまりやらないのですが、この方法を使うと、混ぜてもらっているのですが、壁は出来ません。それに加えてひと笑い貰えるチャンスでもあります。
手品の手法には、メジャーな方法とマイナーな方法がある。 このマイナーな手法はマニアに好まれる事が多いです。 マニアの人達は、メジャーな方法は知っているので、知っている方法にはあまり興味が無い。この事は前回書いた記事にも少し触れていますが、僕の中では“そう言う物”として認識しています。 ただマイナーな手法は、使い勝手が良くない所があります。 それは、その手品のその場面でしか使えない物が多い様に思います。 でも、応用範囲は狭いものの、魅力的な事は確かです。
とあるお店のイベントでの事。 そこのお店に来てるお客さんを中心に、手品を見せると言う内容でした。 客席は十数席。 そのある回での事、集まったお客さんの大半がマニアの時がありました。 一般のお客さんは2人だけ。 その上何故か一般のお客さんは端の方の席になりました。 その回ですが、まぁ何やってもウケない。 「ふ〜ん」と言った雰囲気しかありませんでした。 ちなみに一般のお客さんは喜んでいたのですが、周りがあまりにも反応が無いので、そのお客さん達も反応する事をためらう様になり
前回、手の事を書いたので、ついでにコリ対策も書いておきます。 練習のし過ぎか何かで、手がシビれたりします。 最初のうちはヒジ辺りに湿布を貼ったりしていたら治ったのですが、それも効かない時がありました。 次に湿布を貼ったのは肩です。 肩から肩甲骨にかけて貼りました。 これも効かない時がありました。 次に貼ったのは、脇です。 脇の周りにも貼ると治りました。 でもこれがまたまた効かない時がありました。 次に貼ったのは脇腹です。 もうここまで来ると訳が分からなかった