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【京都】酒と桜と十石船、の話

昨日、伏見で飲み会があったので、少し早めに一駅先まで行って咲き初めた花を見ながらブラブラと。
降りたのはお京阪の中書島駅。

お京阪はけっこう混んでた

ここ、伏見は20以上の酒蔵がある京の酒処であると同時に、かつては大阪との水運の拠点として栄えた港町でもありました。

案内マップ

坂本龍馬が妻のお龍と出会った旅籠寺田屋があることでも有名です。

駅前で龍馬がいらっしゃ~い

そこから住宅街を抜け、暫く歩くと十石船の発着場所があります。

夕方だったけれど観光の人がたくさんいた

飲み会前の寄り道なので、おひさまはもう沈みかけていて残念ながら青空の下の桜は見られなかったけれど、ゆったりと流れる川と浮かぶ船、覆いかぶさるように咲く花は、そこだけタイムスリップしたような不思議な景色です。

時間が遅いので船は停泊中

川に向かって建つ長建寺には8本腕の弁天様が祀られているそうなのですが、時間が遅いので閉門中。

早咲きの枝垂れ桜が有名

桜を眺めつつ橋をわたり、飲み会が開催される伏見桃山駅へ向かいます。

昼間と夕方と夜の間

しばらく行くと、古い酒蔵がいくつも並んでいます。
月桂冠大倉記念館は最近リニューアルされたらしいんだけれど閉まってます。

さて、今日は飲むぞと決意を新たに歩く
駐車場の脇には高山右近の伏見教会

風情のある蔵の風景を抜けて大手筋商店街へ向かいます。

鳥せいは酒蔵を改装した店舗の料理屋さん
何が入っているんだろうかと酒飲みを期待させるタンク

大手筋商店街は伏見桃山駅から続くアーケード街です。
いつも、けっこう賑わっている感じ。
集合時間まで、ちょっと時間があるので時間つぶしに油長まで足を運んでみました。

アーケード街の端のほうにある

この油長、酒屋さんなんだけれど、一角にカウンターがあり、そこで利き酒が出来る仕組みになっています。

ラインナップは伏見の酒

私は、季節限定のにごり酒を2種、甘いたれくちを一種。
向かって左から順番に濃厚になっていきます。

おちょこ3杯、990円。

0次会でいい感じに時間も潰せたし、ほんのり温かくなったので飲み会へGO.
次回は花の散る時のお昼間にお散歩しようと思っています。


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