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瀬戸内海をぐるっと回って香川のウユニ塩湖に行ってきた【香川】

晴れた日のドライブが好き。
コロナ禍で、他府県への移動制限かかり、遠慮しながら移動しなくちゃならなくて、なかなかドライブが楽しめない日々が続いていたけれど、そろそろようやく復帰の兆しが見えてきた2023年10月のある日、瀬戸内海にかかる3本の橋を渡るドライブに出かけました。


快晴、瀬戸大橋

まず、往路は、京都から名神高速、山陽道を抜け、岡山から瀬戸大橋へ向かいます。
途中、赤穂あたりでトンネル工事のため閉鎖中の高速道路を降り、なんだかよくわからない道をひたすら走る。こういう時、カーナビ様がいてくれるので心強いとをタカくくっていたら、住宅街に案内されて困惑したのはご愛敬。

無事、山陽道に復帰を果たし瀬戸大橋へ差し掛かると、「おおおおおおおっ。」と思わず声が出る。空の上に架けられた美しいフォルムを持つ建築物。はるか向こうまで続くSFチックなたくさんの柱。光る紺碧の海に浮かぶタンカー。車体を揺らす風。

たまらん。

途中、与島PAで一服。
与島PAは瀬戸大橋の途中にある唯一のPA。ぐるぐると螺旋構造の急な下り坂を降りて到着です。

与島PAから瀬戸内海を眺める
うどん県への旅のテンションが上がる自動販売機

うどん県に来たらまずうどん

美しい海を見たら、再び急な坂道を上がり、瀬戸大橋へ。
そこから高松自動車道に入り、いよいよ四国に上陸です。
朝、京都を出てから4時間以上、そろそろおなかがすいてきたので国道沿いのうどん屋さんへ。

こだわり麺や
驚きの290円

聖地巡礼、道の駅とよはま


おなかもいっぱいになったし、ホテルのチェックインまでにはまだ時間がある。
という事で、しばし海沿いをドライブ。
着いたのは、道の駅とよはま。
大漁旗が飾られた店内は、ご当地のおみやげ物がずらり。

本物のイリこを使ったキーホルダーが売ってた。おいしい。。のか。

異彩を放っていたのは、アニメ『結城友奈は優者である』の関連グッズ。ここ、道の駅とよはまは、コカ・コーラ社が展開するラッピング自販機の第1号が設置されているため聖地巡礼で訪れるファンがたくさんいるのだそう。

海をバックに建つ、その名も『黄金持ちの聖地』。う~ん、その名前、オブラートに包まない潔さが好きだわ。
大黒様たちも、イェーイ!
結城知奈は勇者である自販機

金運上昇、銭形砂絵


今夜のお宿は観音寺駅前のホテルなので、目的地の父母が浜に行く前に観音寺屈指の観光スポット、銭形砂絵に寄り道を。
くねくね曲がった細い山道を、こわごわ上がった先の展望台から浜辺を見下ろすと、巨大な寛永通宝が見えます。砂絵を見ると金運が上昇するとうわさになり、訪れる人がたくさんいるのだとか。
銭形平次のタイトルバックにも使われているそうなので、見たことある人もいるんじゃないかなぁ。
そういえば、さっき見た波辺は殿様が白い馬に乗って疾走しそうな風情であったかもしれない。平次は十手を持って江戸の町を走るので、浜辺を駆ける殿は別の番組か。

思いっきり寛永通宝。
海は穏やかできれい。そのベンチはデート用なのか?一人で座ってもいいのか?

絶景、香川のウユニ塩湖父母が浜


銭形砂絵のある琴弾公園から車で約15分。
そろそろ日暮れの時間が近づいてきたので、目的地の父母が浜に向かいます。
父母が浜は、近年、鏡に映したような写真が撮れる香川のウユニ塩湖として注目を集めている県内屈指の撮影スポット。
浜辺には、おしゃれなジェラート屋さんもあるので、日暮れまでいっぷく。

店内があんまり可愛いので、「写真撮っていいですか?」ってたずねたら、わざわざきれいに撮れるようにカーテンを下ろしてくれた店員さんに感謝。お店の雰囲気にピッタリの可愛い人でした。
ありがとうございました。

可愛いピンクのふわふわ
写真が撮りやすいようにわざわざカーテンを下ろしてくれた
ここはハワイか?

ジェラートを食べながら波辺に座り、お日様が沈むのを待っていると、海は徐々に表情を変えてゆきます。
引き潮に見える美しい砂紋にうっとり。

鏡写真ばかり有名になっているけど、これもまた美しい

一人で写真を撮っていると、いろんな人と仲良くなれる。
大阪からやってきた陽気な三人組と仲良くなったり、写真撮影のボランティアのお兄様に声をかけてもらったり。
もう、撮影会状態。
初めて出会った人達が、ノリノリで写真撮ってる風景。
旅って素敵だ。

写真撮りっこしました
ボランティアのお兄様。この方が、めちゃくちゃ写真が上手い!!
で、お決まりの写真を撮っていただく
お日さまがゆっくり沈んでゆく

お日様が沈むまで、たくさん写真を撮って満足して一日目は終了しました。
ちなみに、きれいな写真を撮るには干潮の風のない日がベストです。
濡れるのを気にせず海に入っていけるようにビーチサンダルを持参するといいです。

うどん県の星、要潤


一夜明けて、帰路に着くと、そこここに要潤さんがいるのに気が付く。

巨大な要潤。

ここにも要潤

好きになってもいいらしい要潤

要潤さんは香川県三豊市のご出身でうどん県副知事だそうです

渦潮の上、大鳴門橋


四国を抜け、大鳴門峡を渡り、徳島を後に。
淡路島南SAで四国に「また来るよ~」って、お別れを言いました。

次はゆっくり徳島へ行こう


天気予報は午後から雨。
雲が少し広がってきていました。
さて、淡路島を横断です。

大観覧車と玉ねぎ、明石大橋


淡路島は、最近開発が急ピッチに進み、新しいおしゃれな観光スポットがたくさん出来てきました。だけど、今日は、空がだんだん灰色になってきたので、どこにも寄らずに淡路島を端から端まで駆け抜けます。
着いたのは、本州に一番近いSA。

きれいで広く、レストランから明石大橋を一望できます。
下りのPAには瀬戸内海を眼下に見る観覧車があり、上りPAと行き来自由です。ネットでよく見る玉ねぎのUFOキャッチャーも設置されています。

絶景。明石大橋
話題のあこや真珠ガチャみっけ

最後の難関 名神高速道路


なんとか、雨が降る前に家にたどり着けるかなと、思ったこの日は金曜日。
名神高速の混雑に加えて、京都東から家までがすべての行程で一番渋滞していたのは京都人あるある。最後の最後に疲れるんだよなぁ~。

と、言うわけで、今回は瀬戸内海ぐるっとロングドライブ。
次回は、しまなみ海道まで円を広げて改修後の道後温泉に行こうと心に決めたワタクシでございました。

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