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気象予報士試験対策 学科 専門知識

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気象予報士試験対策 学科 専門知識 早期注意情報 警報級の可能性

気象予報士試験対策 学科 専門知識 早期注意情報 警報級の可能性

警報級の現象が5日先までに予想されているときには、その可能性を「早期注意情報(警報級の可能性)」として、[高]、[中]の2段階で発表。
[高]可能性が高いことを示す
[中]可能性は高くないが一定程度認められることを示す

主な対象となる現象は、台風、低気圧、前線などの大規模な減少に伴う大雨等で、2日から5日先までが「早期注意情報(警報級の可能性)」の対象となります。
 発表は毎日11時と17時に行

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気象予報士試験対策 専門知識 竜巻関連

気象予報士試験対策 専門知識 竜巻関連

竜巻発生確度ナウキャスト
10kmメッシュにおける竜巻等の発生のしやすさの解析結果を表示。
10分ごとに更新し、1時間先までの予測を行っています。

発生確度1と発生確度2の2段階で、発生確度2になった地域には「竜巻注意情報」が発表されます。

発生確度2 竜巻などの激しい突風が発生する可能性があり注意が必要。
     予測の的中率は7〜14%。捕捉率は50〜70%。
発生確度1 竜巻などの激し

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専門科目 地上気象観測 Vol.1

専門科目 地上気象観測 Vol.1

地上気象観測です。気象予報士の勉強の第一歩といったところでしょうか。
気象業務法の勉強をしたときに、「観測」という定義があったことを覚えていらっしゃるでしょうか。
気象庁ウェブサイトによると、下図(気象庁ウェブサイトから)の通り全国各地に観測網があります。このほか、約1,300箇所のアメダスでもデータの収集を行っています。

観測装置についての構造などが出題されています。
一般的な気象予報士の教科

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気象予報士試験 専門科目 3つの雨量指数

気象予報士試験 専門科目 3つの雨量指数

🔴土壌雨量指数(H20.5.28〜)
🔴流域雨量指数(H20.5.28〜)
🔴表面雨量指数(H29年度出水期〜) ※旧浸水雨量指数

平成29年度出水期以前の状況
大雨警報(土砂災害)・・・・・・・・・・・・・土壌雨量指数を使用
洪水警報・注意報(長さ15km以上の河川)・・・流域雨量指数を使用
大雨警報(浸水害)・・・・・・・・・・・・・・雨量を使用
洪水警報・注意報(長さ15km未満)・

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