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モントリオールの空港から家に着くまでの話

空港に到着したのは深夜1時ちょっと前くらいだった。
アメリカからモントリオールにいく飛行機がなぜか遅れていたため、予定より大幅に遅い到着となった。(英語が聞き取れなかったため遅延理由不明)

空港について、セルフでチェックインをする機械がたくさん並んでおり、日本語選択ができたのでサクサク手続きをした後、パスポートにスタンプを押してもらい、移民手続きをする場所に通された。
そこで数十分程待つと自分の番号が呼ばれ、ワーホリビザが承認された時の証明書や保険に加入してる証明のプリントを職員に見せた。
空港でもらったワーホリビザの証明は電子とかじゃなく、紙だったことに驚いた。これ折ったらまずいのかな、などと学校で重要そうなプリントが配布された時みたいなことを考えながら大人しくクリアファイルにしまった。

その後空港から家に向かわないといけないため、Uberを使うことにしたが、待ってる人が信じられないくらいいた。順番待ちの列に並ぶこと数十分、思ったよりスムーズに乗れた。運転手に住所を見せて出発。

運転手は、数日前モントリオールで大雨がありダウンタウンが浸水したことなどを教えてくれて親切だった。このまま変なところに連れてかれたらどうしようと不安だったが無事目的地に着いた。深夜2時を過ぎていた。

Uberの運賃は大体70ドルくらいした。これが高いのか安いのかもわからず、チップって払わないといけないか?などど考えて、ふと関ジャニクロニクルの英会話伝言ゲームで横山が、いずれてっぺんこえれる?と言っていたIs the tip included?を使ってみようと思った。

Is the tip included?と聞いてみると、含まれてないというので、チップを数十ドル渡した。通じたことに感動したのでちょっと多めに渡した。

家の住所を確認して、中に入ると
レトロなヨーロッパ風の家具が並び、壁にはたくさんの絵画が飾られているオレンジのランプに照らされた廊下が目の前に現れた。木でできたボロい床がギシギシと音を立てる。他の住人の迷惑にならないよう、25キロのスーツケースを引き摺らないように運ぶと、わたしの部屋のドアを開けて電気もつけておいてくれていた。薄暗い部屋は嗅いだことのない独特な古びた何かの香りが漂っていた。
とりあえず服を着替えて家族に無事に着いた連絡と部屋が不気味すぎる連絡をして、眠りについた。


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