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新しいまちづくりのための「5本の柱」(前編)

私は、新しい広川町を築くために、まず「5本の柱」を立てるところから始めます。
5本の柱の内容については、私のホームページやリーフレットに記載しておりますが、今回のブログでは少し掘り下げてお話ししたいと思います。
5本のうちの1本「子育て支援や教育環境の強化で未来への投資」については、前々回のブログ「子どもたちの可能性を信じて」でご説明したとおりです。


1.まずは住民生活を守ることから

これは「感染症や物価高騰の影響から生活を守る」ということを意味しています。
コロナ禍は、収入の減少のみならず、人との関わりを避けざるを得ない状況にあったため、孤独感を深めたり運動の機会を奪ったりと、心理的にも身体的にも大きな影響を残しました。
感染者数が減少しても、約3年にわたり経験した意識や行動の変化は、今後も私たちに影響を及ぼすでしょう。
くわえて、ロシアのウクライナ侵攻に端を発した物価高、エネルギー価格高騰も懸念されます。
生活に不可欠な食料品や光熱水費の値上がり、事業者の資材費高騰など、まだまだ先が見通せない状況が続いています。
そのような中で「いかにして住民生活を守るか」は最重要課題であり、早急に対応していかなければなりません。

私は、まず以下の対策を講じる必要があると考えています。

•学校や公共施設等での感染対策
•低所得世帯への物価高騰対策
•事業者への資材費、燃油代等の高騰対策
•地域交流活動、健康増進活動の再開支援

特に、地域における交流活動の再開と感染対策の両立とを支援し、地域に住む人同士で再び笑い合える機会を作り出したいと考えています。
以前は、公民館における高齢者サロンなどで実施されていた、健康運動や脳トレなどの「心も体も健康になるための場所」が重要であることは、今後も変わることはありません。
もちろん、新しい生活様式も踏まえつつ、感染対策を講じる必要があります。
まずは、大きな影響を受けた地域社会の再構築に取り組んでいきます。


2.農業・商工業など産業の発展で町をにぎやかに

これは「希望が持てる仕事を増やして、町に賑わいを創る」ということを意味しています。
農業は、夢を持って働け、そして稼げる産業です。
これを若い世代にもっとアピールして新規就農者を増やしていきます。

これまでも取り組んできた創業支援にくわえ、中小事業者の新事業展開や販路拡大への支援を強化し、さらなる仕事づくりを後押しすることも必要です。
熊本県で進む半導体関連産業の集積は、近隣でも関連企業が投資先を探しています。
企業誘致が成功して仕事を増やすことができれば、この町で定住する人を増やす可能性を高めます。

仕事が増えれば人が増え、人が増えればお店が増え、お店が増えればさらに暮らしやすくなる。

そのようなクリエティブな連鎖を生み出すため、以下のような事業に取り組み、努力を積み重ねていくことを約束します。

•農業の担い手育成の推進
•コスト削減や生産性向上に向けたスマート農業への支援
•ふるさと納税返礼品の充実強化による事業者支援
•農産物や伝統工芸の魅力を活用した関係人口の拡大
•国道3号広川八女バイパスの早期実現と産業用地の確保
•企業誘致、商業施設誘致の推進

5本の柱ごとに、書きたいことはたくさんあります。
今回、私が強調したいのは、一つ一つ丁寧に積み重ねることが大切であり、町が抱える課題を一挙に解決する特効薬など絶対にない、ということです。
これだけ変化するスピードが速い社会で「これが正解だ!」という政策はありません。
常に柔軟に状況を見極め、迅速に対応できるリーダーを目指していきます!

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