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[NBA] 八村塁の新たな挑戦

ウィザーズから移籍後、スパーズ戦で初デビューを迎えた八村は12得点6リバウンドを記録し、NBAの名門チーム「ロサンゼルス・レイカーズ」の中でその存在感を示した。

ワシントンからLAへと移り、新たな挑戦を始める八村は良いスタートを切ることに成功しており、外から見てもこれからチームにフィットしていくイメージが持てるような活躍を見せた。

思ったように戦績が伸びず低迷が続くレイカーズだが、八村にはそこへ新たな風を送り込むような活躍が期待されることになる。

レブロンというNBAを代表するビッグネームを筆頭にベテラン選手が名を連ねるレイカーズは戦術的にもメンタル的にもフレッシュな刺激を必要としているだろう。

技術や身体能力という点で高いパフォーマンスを見せることが出来る八村は、その役割を担うことが出来る可能性を秘めている。

あとは彼自身のカラーをいい形で発揮出来れば、チームの新たなエンジンとして活躍し改めて前進するためのエネルギーをチームに送り込むことが出来るだろう。

ネッツで渡邊雄太が素晴らしい役割を果たしていたように、チームに八村由来の活力をもたらし良い変化を生むことが出来るのかどうか、という点もスタッツとは別に注目する事が出来るポイントになってくるのではないだろうか。

またトレードはチームの補強に必要な物を取り入れることで、戦術的にはもちろん様々な面で新しい刺激と活力をもたらすので、特に出だしは好調な様子を見せることが多いように思う。

問題は今後それをキープした上でベースアップを実現していくことが出来るかどうかになってくる。

新天地での八村の挑戦はまさに始まったばかりだが、伝統あるレイカーズというチームの中で日本人選手が活躍を見せるなんて事は少し前まではまるで考えられないことであった。

なので日本人目線で言うと、それがすでに実現している段階でとても素晴らしいことのように感じられる。

加えて、その「まるで考えられないこと」が今後更新されていく可能性に満ちているということは夢のような状況と言えるのではないだろうか。

ボクシングやサッカーにメジャーリーグといったスポーツだけではなく、バスケットボールというジャンルの中でも日本のスポーツ史は日々動きを見せている。

先人の開いた道を開拓する日本人選手の頑張りによって、NBAという最高峰リーグの中でも日本バスケット史は進化を続けている。

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