スポマガ

格闘技を中心にスポーツに関する記事を綴ります。

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最近の記事

[UFC] 男気溢れる劇的KO勝利!

超豪華イベント「UFC300」の中で一際大きな輝きを見せたマックス・ホロウェイ。 彼はジャスティン・ゲイジーとの戦いを優位に進めて主導権を握っていたにも関わらず、最終ラウンドの残り僅かな時間帯で中央での殴り合いを選択した。 確かにゲイジーはホロウェイよりも大きなダメージを抱えていたので、ホロウェイが優位ではあったけれど、一発の威力はゲイジーにも残っていた。 MMAではエドワーズVS.ウスマンのように、残り時間1分を切ったような場面で全てがひっくり返されてしまうようなこと

    • [UFC] オッズを跳ね返す男

      耐え続けて最後に逆転する強さを見せ続け、戦前のオッズを繰り返し跳ね返しているクリスチャン・ロドリゲスは今回改めて自身の力強さを世界に見せつけた。 バンタム級 ○クリスチャン・ロドリゲス(11-1)VS.●アイザック・ダルガリアン(6-1) ラウル・ロザスJr.・キャメロン・サーイマン、そして今回のアイザック・ダルガリアンと無敗で勢いに乗るファイターを立て続けに相手にしてきたロドリゲスはその度に不利予想を覆し勝利をもぎ取って来た。 踏み台とされるかもしれないマッチアップを

      • [UFC]モカエフはフライ級の頂きまで辿り着けるのか?

        ファイトナイトながら豪華なカードが数多く並んだ今大会にはレコードに傷の付いていないファイターが複数参戦している。 その中の1人がムハンマド・モカエフであり、アマ・プロ含めて未だに負けなしというダゲスタン出身のファイターである。 他のダゲスタンファイター同様にレスリングをベースとしたグラップリング技術に優れており、UFCでのフィニッシュは全てサブミッションとなっている。 グラウンドコントロールで判定もしくは一本勝ちを安定して狙うことが出来るモカエフなのだが、ランキングを上

        • 井上尚弥、2階級で4団体統一達成!

          日本の井上尚弥(WBC・WBO)がマーロン・タパレス(WBA・IBF)を10R KOで下してスーパーバンタム級4団体統一を果たした。 これで井上尚弥は史上2人目の2階級4団体統一王者となった。 4Rに井上尚弥はマーロン・タパレスからダウンを奪い、このまま早々に試合を決めてしまうかと思われたが、不屈の闘志を燃やすタパレスはそれ以降のラウンドで巧みなディフェンスを活かしながら井上尚弥を相手に打ち合いを展開させた。 これはもしかしたら判定までもつれるかもしれない、タパレスはそ

        [UFC] 男気溢れる劇的KO勝利!

          [UFC296]メインカードの予想結果

          メインイベント ウェルター級 (C)レオン・エドワーズVS.(3)コルビー・コビントン 予想:エドワーズの5R判定勝ち(3-0) 結果:エドワーズの5R判定勝ち(3-0) 有効打を稼ぎコビントンに良いところを作らせなかったエドワーズがほとんどのラウンドを支配して3-0の判定勝ちを収め王座防衛に成功。 しかし、エドワーズの強さに脅威的な要素はあまり感じられなかったので、王座陥落は時間の問題かもしれない。 ラフモノフやチマエフといったファイターを退けられるイメージは持て

          [UFC296]メインカードの予想結果

          [UFC296] メインカードの勝敗予想

          ウェルター級とフライ級のダブルタイトルマッチが行われるナンバーシリーズのUFC296。 メイン・セミメインだけでなくメインカードには他にも豪華な選手が並んでいる。 そんなメインカードの勝敗を予想して、ナンバーシリーズの行末に対する興味を深めていきたい。 メインイベント ウェルター級 (C)レオン・エドワーズVS.(3)コルビー・コビントン 予想:エドワーズの5R判定勝ち(3-0) ※有効打でポイントを稼ぎながらコビントンのレスリングに対処していくことで優位性を確保する

          [UFC296] メインカードの勝敗予想

          [NBA] ドレイモンド・グリーン、無期限の出場停止処分

          ゴールデンステイト・ウォリアーズの司令塔であるドレモンド・グリーンはフェニックス・サンズ戦でユスフ・ヌルキッチの顔面を殴り、レフェリーからフレグラントファウル2を宣告され退場となってしまった。 本人は「意図的ではない」としているが、それが認められるはずもなくグリーンは低迷するチームの流れをさらに悪化させてしまった。 グリーンは今季すでに3回の退場を記録しており、ゴベアに対する「ヘッドロック」で5試合の出場停止処分を受けたのも最近のこと。 にも関わらずまたしても暴力行為を

          [NBA] ドレイモンド・グリーン、無期限の出場停止処分

          [UFC] 平良達郎、TKOで5連勝を記録する!

          日本のMMAファイター平良達郎がカルロス・ヘルナンデスをTKOで下し、UFCでの連勝を「5」に伸ばした。 ◯平良達郎VS.●カルロス・ヘルナンデス ※平良達郎の2RTKO勝利 今回の試合は平良自身が試合前に語っていたことをほとんど実現するよう形の内容となっていた。 相手に山場を作らせない、相手をコントロールする中でのフィニッシュ、パウンドを意識した練習など、試合前に語っていた狙いや練習の中で変化させたことが存分に発揮されており、ほとんど平良の思った通りの内容になっていた

          [UFC] 平良達郎、TKOで5連勝を記録する!

          U25・4位に選出された平良達郎

          ESPNがMMA部門のランキングで2023年に活躍した25歳以下のファイターTOP25を発表した。 その中で日本の平良達郎が4位に選出され、現段階の成績と合わせて今後の活躍にも大きな期待が寄せられていることが分かった。 平良達郎よりも上のランキングにはUFCの王座を狙える期待の若手が名を連ねている。 1位 エリン・ブランチフィールド(UFC女子フライ級2位・12勝1敗) 2位 ムハンマド・モカエフ(UFC男子フライ級9位・11勝0敗) 3位 マイケル・モラレス (U

          U25・4位に選出された平良達郎

          [UFC] ブランドン・モレノ、次戦でアミル・アルバジと激突!

          UFCフライ級現王者のアレクサンドル・パントーハがブランドン・ロイバルと防衛戦を行うことがすでに決まっているフライ級。 その中で新たにフライ級トップランカー同士の戦いが行われることが決まった。 ブランドン・モレノVS.アミル・アルバジ 前フライ級王者・現フライ級1位のブランドン・モレノとUFCデビューから未だ負け無しのアミル・アルバジ。 アルバジはUFCデビューから5連勝とランキングを駆け上がり、現在はロイバルと同率のフライ級2位に位置付けている。 フライ級のランカ

          [UFC] ブランドン・モレノ、次戦でアミル・アルバジと激突!

          平本蓮はどこまでいけるのか?

          K-1で活躍した後にMMAへと転向し、RIZINの舞台で活躍するフェザー級のファイター平本蓮。 現在MMAの戦績は2勝3敗となっており、MMAのキャリアを積み重ねたばかりとは言え、思わしい戦績とは言えない。 ただ随所に垣間見えるポテンシャルの高さにその可能性を感じるのは確かだ。 対戦した格闘家や彼を指導した人は口を揃えてその潜在的な能力の高さを口にする。 特にK-1時代から培ってきたストライキングに関しての評価は非常に高い。 現に負けた試合でも打撃の当て感の良さや攻

          平本蓮はどこまでいけるのか?

          [UFC] フォントに完勝したフィゲイレード

          先日行われた「ツァルキヤンvs.ダリウシュ」のメインカードの中に組まれていたフィゲイレードvs.フォントのバンタム級マッチで、バンタム級へと転向したフィゲイレードがフォントを封じるような形で試合を展開し、見事に勝利を果たした。 バンタム級転向初戦でランキング8位のロブ・フォントを撃破し、バンタム級でも戦っていけることを証明したフィゲイレード。 その戦いは思っていた以上にフィゲイレードが支配するような内容で進んでいった。 組み技のスキルでフォントに差を付けていたフィゲイレ

          [UFC] フォントに完勝したフィゲイレード

          [UFC] 成長を続けるアルマン・ツァルキヤン

          成長を続けるライト級のアルマン・ツァルキヤンがベニール・ダリウシュとのランカーマッチを制して王座への距離をグッと縮めることに成功した。 ○(8)アルマン・ツァルキヤンVS.●(4)ベニール・ダリウシュ ※ツァルキヤンの1RTKO勝利 コンパクトに強い打撃を打てるツァルキヤンは距離を測りながらも、ダリウシュのガードの上から強い打撃をぶつけていた。 長くしなやかな打撃を打つダリウシュの懐の中へと入りたいツァルキヤンはタイミングを合わせて距離を詰めていく。 そして距離が縮ま

          [UFC] 成長を続けるアルマン・ツァルキヤン

          [UFC] アルマン・ツァルキヤン、タイトル戦線への浮上を狙う

          UFCの中でも特に厳しい競争が展開されている激戦区のライト級の中でタイトル戦線に変動が生まれる可能性のあるカードが組まれている。 (8)アルマン・ツァルキヤンVS.(4)ベニール・ダリウシュ ライト級のランキングに名を連ねる強豪たちと厳しい戦いを繰り広げ、ライト級8位の位置まで上がってきたツァルキヤン。 彼は現王者であるイスラム・マカチェフとも激闘を繰り広げた経験がある。 パワーとスピードに加えて優れたレスリング力を持つツァルキヤンはフィジカルが強く、相手を倒すのが上

          [UFC] アルマン・ツァルキヤン、タイトル戦線への浮上を狙う

          [ONE] 武尊VS.ロッタン・ジットムアンノン

          来年の1月28日に開催されるONE165の日本大会の組み合わせで待望のカードが発表された。 武尊VS.ロッタン・ジットムアンノン この試合はキックボクシングルールで行われ、3分5Rマッチとなる。 以前に日本で那須川天心を相手に試合を行ったロッタンはとてつもないパフォーマンスを見せて日本の格闘技ファンに大きな印象を与えた。 「試合に負けて勝負に勝った」と言えるほどの内容を示したロッタンはその後ONEへと移り、自分の実力を世界に証明してみせた。 “破壊神”という異名に相

          [ONE] 武尊VS.ロッタン・ジットムアンノン

          武居由樹、OPBF王座を返上

          大橋ジム所属の武居由樹が東洋太平洋スーパーバンタム級の王座を返上し、バンタム級へと転向することが明らかになった。 K-1で輝かしいキャリアを築いた武居は那須川天心よりも早いタイミングでキックからボクシングへと転向し、舞台を変えた後も全ての試合をKOで決めるという素晴らしい結果を収めている。 そんな武居は自身が世界を狙う上で戦っていくべき階級をバンタム級に設定し、今後はその階級を主戦場として戦っていく。 バンタム級では井上尚弥の弟であり同門の井上拓真がWBAのタイトルを保

          武居由樹、OPBF王座を返上