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俺は前に進みたい

「人類を前に進めたい」所詮この感想はチームラボの作品を「体験」していない童貞の人間が書く言葉だ。頭では分かっていても実感はしていない。つまり価値はない。9月に福岡で体験してくるからその時、俺は前に進める気がする。今はまだ、見ても食べてもない料理のレシピを眺めて味を想像しているにとどまっている。

<デジタイズドネイチャー>

チームラボは「コンセプト」だ。

作品と作品、自分と世界、公と私。色々な境界をなくしていく。すべてはつながっているからだ。自然ということだ。

自然と対極に位置するものにデジタルがある。デジタルは切断すること(0と1)で理解を重ねていくけれど、自然は全てが連続的に続いている。

この相反するものを重ね合わせているのがチームラボの作品。詳しくはyoutubeで検索してほしい。「境界」というものが曖昧なことに俺は昔から魅力を感じていた。攻殻機動もしくは人間と機械が混ざっている系のサイバーパンクが好きなのもそれが元なんだと思う。

それをチームラボ的に突き詰めると世界のすべては連続性があると知る。俺はチームラボ作品の中に身をおいて早くこの境地を悟りたい。悟れるだろうか。すでに分かっていることをあえて理解しようと試みている気がするけれど、俺には何が近道で何が王道かわからないから、ただ目の前の知りたい欲求を進むだけだ。

「分かる」とは書いて字の如く「分ける」行為にある。すべてを分けないでそのままで理解することは人間にはふかのう。コンピュータにしかできない気がする。この感覚は生来のものか見聞きした思想の上書きかはわからない。わけられない。

俺は前に進みたい。その為にはチームラボ童貞を抜けるしかない。

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