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地域の応援を少しずつもらうために

小学校のPTAをやっているゲンヨウです。小さい地域なので、保育園で捕捉されたら、役員のお誘いが中学卒業まで続きます。どうせやるなら、楽しく子供のために中身濃くやろうとしています。

僕の中で、PTA活動で大事にしているのは、(1)基本的な活動はリストラしていって、やらねばならないことは減らしていこう(2)思いがあって動ける人が自主的に動けるようにしていこうの2つです。

PTAも学生組織に近いところがあって「3年続けば伝統」と言われるくらい、「新しいことが定着すると辞めにくい」という構造になっています。やらねばならないことが多くなると、必然的にモチベーションは下がってしまうので、現状と照らし合わせて、省力化できるものや辞めることは提案しています。

今日は、逆に関わりしろを増やしたい人たちの可能性について考える時間でした。やってみたいことに、やってほしいことに、手を挙げてもらう仕組みについて考えてました。

最近は学校も忙しくなっていて、セキュリティだったり何だったりで、昔以上に役割が増えてしまっている。一方で働き方改革の流れで、いろいろやれない。結果として子供の可能性やチャンスが減るのではないかという部分で悩んでおられます。そこを保護者を中心とした仕組みができないかなぁと。まだアイデアベースではありますが、いろいろ話がでました。

1.こまごました学校が頼みたいことがある

うちの子供の学校は一学年一クラスの小さな学校です。必然的に先生の人数も少なくなります。幼小中一貫校にすることで、うまく役割分担したり、英語の先生が幼稚園児に英語を教えてくれたりと公立ですが、面白い仕組みをしてくれています。

一方で、聞いてみると小さなやってほしいことがあるそうです。例えば、家庭科でミシンを教えてくれる人とか、キャリア教育の時間で仕事のことを話してくれる人とか(僕も1回やったことあります)、人海戦術で対応するものは、先生方が自分のやる事の手を止めてやっているそうで、それがうまく切り出せたらなと思っています。

2.親がやってみたいことがある

小中学校の教育はいろいろと動きが出そうです。すでに英語教育は基本になりそうですし、プログラミングなども来るのでしょうか。一方で親としてトライしてみたいことなどが出てきています。これも教育に関する情報が入りやすくなった良い部分かと。

地域の歴史を学ぶなど、地域を題材にした学びだったり、地域と連携した総合学習など、親のアイデアも盛り込めそうなところは増えていきそうです。

すべてが学校のやってほしいことを下請け的にやるのは、面白さが減ってしまって、いつかやるべきことになってしまいそうなので、この辺の親が興味を持っていることとの融合は大事になってくると感じています。

3.地域の人の隙間時間が使えないか

僕も含めて、保護者メンバーの時間をうまく使うことも考えるのですが、比較的、その世代は学校が希望する時間帯は仕事に出ていることが多いので、今回の企画は、地域を全体的にとらえて、地域の人の隙間時間や得意技を活用できないかを考えていきたいです。

例えば、午後の14:00~16:00だけサポートするとか、月に1回サポートするとか、半年に1回サポートするとか、細切れにできないかと。もちろん、コーディネーターの工数はかかるのですが、結果としてそのほうが良いマッチングになるのではないかなと思っています。

4.小さい地域だからこその口コミ募集

募集に際して、どんな媒体でどうやっていこうかという話になりましたが、媒体も使うけど、丁寧な口コミが結果として打率が高いんじゃないかという話になりました。各世代のキーマンをまず見つけて、声掛けしてもらえる体制を徐々に作っていきたいです。

5.得意技など難しい、みんなが持っている技を

得意技といわれてしまうと、おそらくかしこまってしまうそうですが、月に1回、地域の子供に還元してもらうようなことを手上げしてもらいたいと思っています。手上げが重要。

僕も本業に支障がない範囲で、手上げします。ファシリテーションとか、全然やるんだけどなぁ。

運営の中心になるチームも、個別でぼちぼち大変だとは思うのですが、無理をしないように、少しずつ仕組み化していければと思っています。

3年~5年後の子供の立ちにとってよい一歩を進んでいきたいです。

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