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オンラインとオフライン

オンラインサロン、オフライン研修講師、両方経験しているゲンヨウです。

金曜日から業界の研修会に参加していました。オフラインの研修会を年に2回開催して、各地のコーディネーターのスキルアップやマインドセット、僕ら経営陣の意見交換などをやっています。半年前からオンラインサロンも始めて、距離を超えた定期的な育成の機会を設けるようにしました。今回はオンラインサロンをオフラインの研修で退官するという両方のメリット、デメリットを比較する時間を設けました。

僕自身は顔を合わせる価値も大事な昭和人ではあるのですが、令和時代の人材育成ツールとしてのオンラインの可能性も確認できました。

(1)研修や業界の雰囲気がわかる

うちの業界はニッチなので、業務内容ややっているイメージがつきにくいのがポイントです。一方で地域×若者のコーディネートは地方創生などの文脈でも必要性は問われていて、広い意味で考えれば、専業コーディネーターだけでなく、副業コーディネーターや公務員コーディネーターとかもありではないか、実際にその機能を果たしている人もでてきています。
そんな謎要素を持つ人々がお互いに時間を共有することで、雰囲気や大事にしていることを、旅費をださなくても感じられるのは良いなと思います。

(2)講師のお願いを受けてもらいやすい

僕たちの仲間には全国でもすごい動きをしている人が多数いるのですが、仮に鳥取市に呼ぼうと思うと、費用だけでなく、移動時間など負担が大きく頼みにくいものです。また、全国にそれだけのために足を運ぶというのももったいない。オンラインであれば移動がないので、その時間だけを切り出してもらえます。

僕もオンライン相談窓口をやっているのですが、オンラインでも結構できることあるなと感じています。

(3)子育てとか時間的な制約のある人の参加

僕も小学生の子供がいますが、東京に数泊するなど宿泊を伴う研修が出にくい人もいます。費用と出せは移動時間は短縮できますが、それでも場所によっては移動だけで1日仕事という人もいます。そういう人たちの参加の可能性が広がります。

一方で、オンラインを行う場合に難しいと感じたことは

(1)発言のタイミングが難しい

お互いの顔が見えきれないので、発言のタイミングが難しいです。無言の時間が起こったり、逆に講師が話し続けたりと直接集まっているときには起こりにくい状態が起こります。画面をオンにしてもらうとか、大きくうなずく、質問をチャットで受け付けるなど、まだまだ工夫はできそうですが、ちょっとぎこちない瞬間が出ます。

(2)参加者同士の意見のやり取りに工夫が必要

メイン講師とファシリテーターは話しやすいですが、参加者間のやり取りは難しいです。その場にいて、「○○さんいかがですか?」と話題をふったりもまだ難しいですね。

オフラインで顔を合わせておくと、質問を入れたりするのがよりやりやすいようです。その分、初参加の人が取り残されてしまう危険性もあります。取り残されている雰囲気にきづきにくい。

(3)接続・回線の安定性

zoomというシステムを使うようになって、かなり安定してきているのですが、回線が不安定だとスムーズな進行が阻害されます。山間で電波が届きにくい場所など注意が必要になる可能性もあります。

全体的に見ると、全国で離れた組織同士がやり取りする上で、今後、ポイントになる手法です。興味ある人は教えられますので、相談してみてください。

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