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中間支援を俯瞰して考える

鳥取県で”学生の関わりが見える場”を作っているゲンヨウです。普段は、大学生×農村とか、大学生×企業という個別具体的なマッチングについて考えているのですが、その流れを大きくするために何ができるかなと、俯瞰的に考えるときもあります。

1.学生と地域づくりの文脈で考えると

僕らは、”学生の活躍が見える鳥取”になれば面白さが増えるなと思っているので、僕らのコーディネートだけでなく、他の組織とも連携してつなぐのはありだと思っています。

NPOがつなぐより、大学がつないだ方が母集団が増えるときもありますし、僕らでは繋げなかった学生に手が届くこともあります。自主的に頑張っている学生も多いので、そういう人たちの相談を瞬間的に受けて大学側につなぎ返すのもありだと思っています(そうやっていることも多々あります)。

大学の中の機関だからこそできることも多いです。何より、物理的に学生に近いのは大きいです。一方でノウハウの部分など、より良い仕組みにするために僕らの知見が響く場合もあるので、それは共有したい。うちが全部やらなくても良いところはそれでよいと思っています。

2.学生支援以外の中間支援もそうではないか?

中間支援組織についても、同じような考えを持っていて、鳥取県のように小さな県だと、NPOや中小企業は似たような課題があります。県域を一つの組織と捉えて、お互いの得意技を業界問わずにシェアしていくのが良いかなと。一緒にできることは共有化しても良いんじゃないかなと。

同じNPO系でも、福祉系は社会福祉協議会だったりします。それはそれでよいのですが、お互いの経験やデータをうまく持ち寄って、鳥取県として実り多き方向性を出していくために必要な役割分担があるのではないかと。

予算の紐づけとかあるので、難しい面もあると思うのですが、うちみたいな義勇軍的組織だからこそできる役割もあるなと思うのです。

3.俯瞰して描く

なかなか、関係性だったり現状整理が難しい部分でもあるかと思うのですが、しっかり俯瞰して描かないと、必要な部分が足りなかったり、ノウハウがないのにやらなきゃいけなかったり、しちゃうなと。

そして、理屈だけじゃなく夢を描く。よきイメージを共有できるような視点を持たないと、各組織としても賛同はしにくいよなと。”べき論”ってなんかしんどいじゃないですか。”それって楽しそう”とか”それは現場が楽になるな”とかポジティブなイメージを共有できる必要はあると思っています。

まとまりきってないですが、そういうことを描こうと思ったので、書いておきます。



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