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集落の防災について

集落の消防団(自警団)に参加しているゲンヨウです。自警団なので、防火週間の時の公民館待機(年2回)、普段の消火栓などの点検、集落の放水訓練への参加などをやっています。一番重要なのは、村祭りでの獅子舞です(笑)。今日は地域の防災について書いてみます。

1.考える経緯

先日の研修で、集落の防災について考える機会がありました。そこでは、大規模災害にあった時の、近所付き合いの中で何ができるのかを普段から考えたり、関係性をつくるという話が出ていました。

東日本の震災や熊本での地震など大きな地震は、毎年どこかしらで起きています。また近年は西日本豪雨など雨や台風などの水の災害も猛威を振るっています。日本ではどこでも災害の可能性があるわけです。

パネラーの方は、災害支援の方、消防署員、介護施設で応援派遣を経験した方、障がいを持つ家族がいる方でした。様々な状況の方が混在する中で、また余震も含めた災害が継続する中、公助と言われる自衛隊や消防職員では限界があり、地域内での共助がポイントとなるそうです。これは自分の集落でも考えなくてはいけないなと思いました。

2.集落の防災の仕組み

集落とか自治会の防災については、消防団(自警団)が設けられていることが多いです。うちの集落も、僕も所属する海士消防団があり、10名くらいの20代から40代の男性で編成されています。職業はバラバラで農家から事業を行っている人、サラリーマンと様々です。

そして各班長(僕は今年2班の班長)および区長を合わせて10名。除雪作業などは、このメンバーに声がかかります。

あとは婦人会と言われる女性の集まりです。班長とは別に各班から女性が1名ずつ参加しています。炊き出しなどを行う時にお願いしたりとかする集団です。

このメンバーがまとまって地区の自主防災組織として存在しています。有事の際は区長さんを筆頭に動くことになります。

3.自分の地域状況を知る(鳥取県の支えあいMAPの活動)

先日の研修会でも紹介がありましたが、鳥取県は”支えあいMAP”をつくる活動を広げています。
(正式名称は支え愛マップ)ダジャレが多くてややこしい(笑)

地域内の人に集まってもらって、どの家の人が高齢独居世帯か、どの家の方が足が不自由か、その時に誰が声をかけに行くのか。逃げる場所はどこにするのかなど、具体的なことを共有していきます。

僕の地域ではまだこれは作っていないので、どこかの機会でつくると良いなと思っています(きっかけとして誰か自由研究でやらないかなぁ・・・と娘にふるも合意せず)。

まずは、現状を押さえるのが大事かと。

4.現状の懸念点と対策

現状の懸念点は以下の3つ

単年度制の役員が多い
消防団(自警団)は日中はほとんど地域に不在
現状の共有が不足

実質的に毎年防災の仕組みに組み込まれているのは消防団だけです。区長も班長も婦人会も単年制なので、連続して関わる人がいない状況です。ただ、毎年やるってのも負担なので、年に数回か、防災を意識するような仕組みを導入したり、マニュアル的にその時の班長の人がいろいろ動けるような情報整備が必要かもしれません。

消防団のメンバーは日中は働いていて、ほとんどが地域内にいないです。最近は防火訓練など、地域に普段いる人たちに消火栓などのつかいかたを教えるようになったので、少しは良いと思います。

消火器の使い方、消火栓の使い方、消防ホースの使い方、その辺をならっています。

さすがに田舎なので、誰が何をしているぐらいは把握しているのですが、現状の共有はどこかのタイミングで、支えあいMAPの作成ができればと思います。

5.今後の集落の防災とは

防災と減災の目線をいれつつ、地域内での情報共有をしやすくするしかないかなと思います。自ら自主的にという部分と地域で認識しておくことの2つの方向性でやっていく必要があると考えました。

情報共有と役割分担、自分でできることも含めての認識の3点がポイントかと思います。なかなか現代では情報共有が難しかったりするのですが、把握できる人を複数つくりながら集落運営していくことになると思います。



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中川玄洋@学生人材バンク

鳥取県でNPO法人学生人材バンクを経営しています。 「学生にキッカケを 地域に笑顔を」 鳥取を面白いことを仕掛けやすい街にするため若者、人材の視点で大学生と地域の接点づくり、若者のシゴト創りを伴走型で支援しています。最近は地方こそ副業(複業)を進めるために語っています。

集落の経営ノート

鳥取の農村地域に住んでいます。そこから見える地方の集落の持続的な在り方について考えた記事をまとめていきます。
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