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新卒でJICA海外協力隊にこだわったワケ

任地で初めて豚肉に出会うことができたオバラです。

みなさんは学校選びや仕事を選ぶときには何を見て決めていますか?決めましたか?

私はその時の自分がときめくかときめかないかで決めています。(笑)

さて、今回は大学卒業後すぐにJICA海外協力隊を希望したワケについてお伝えできたらと思います。

JICA海外協力隊になった志望動機については、こちらをご一読ください。




✔️昔からの思い


上に記載した投稿を読んでいただいた方は理解してくださっているでしょうが、私は小学校の頃から発展途上国の子供たちのために何かしたいという思いがありました。

この思いの熱が冷めないうちに行動に移すのは新卒というタイミングが私の中では絶好でした。

将来のことを考えたり、選択の幅を増やしたり、協力隊でより多くのことを吸収するには新卒で参加することがベストだと思っていました。

また、あくまで協力隊に参加することは私の人生のゴールではないため
「途上国に協力隊として行く」なら早い方がいいと考えており、今もこのタイミングで来させてもらえてよかったと感じております。


✔️新卒を強みに。


私は日本社会で働き、社会に対する考えやいろいろな概念が固められる前に協力隊になりたかった。

その概念がない方が派遣国に柔軟に対応できるし、現地の人たちと近い距離で活動しやすいと考えていました。

大学卒業後すぐ、いわゆる日本社会でいう新卒という身分で協力隊に参加している。もちろん社会人としての経験はない。実務経験も積んでいない。

「そんな人が発展途上国の現場に行って何ができるんだ」と声を挙げる人がいることも事実です。

私たちはそういう声に真摯に向き合わなければならない。なぜなら、実務経験がある人よりもできることが限られていることも事実だからです。

しかし、私たち新卒ならではの強みもあると現地に来てからも感じている。

・現状を当たり前だと受け入れやすい。
・現地のニーズややり方に適した自分のやり方を見つけやすい。


この2点が新卒が協力隊に参加するときの強みであると思う。

派遣国の社会のあり方・働き方が私たちにとって初めての社会であるため、それが社会の当たり前とすることが安易にできる。私たちにとっての「社会」は途上国の「社会」なのです。
また、自分の引き出しは多くないため、ニーズや環境に合わせて自分の持っているものと組み合わせて自分のやり方を模索しやすい。

これらは派遣国にきてから身をもって体験しています。


✔️自分には何もない


私はあまり面白みのない普通の人間である思っていた。

最初の投稿にも書いた通り私は小学校から大学までずっと部活しかしてこなかったです。

部活を理由に、たくさんのことを犠牲にしたため人よりも経験してきたものの数が少ない気がしています。

もちろんずっと取り組んできた中で学んだこと・体験したことはたくさんあるし、自分しか経験できなかったこともあります。それらを通して部活で大きくなったと自負しています。

ですが、もっと自分の人生に新しい色をつけたり、深い色にしたいという思いがありました。

自分の今までの知識・経験を活かしながら活動できる協力隊の経験は私を面白みのある人間にしてくれるのではないかと考えていました。

しかし、2023は意外にも自分の経験してきたことなどに興味を持ってくれるたくさんの人に出会うことができて時空が歪み始めました(笑)


✔️後輩たちに示したかった


大学卒業後は、教員になるか、就職するか、大学院に進学するかという形がうちの学科・部活では主流であった。

コロナの影響で私たちより下の学年の大学生は自由な選択を実際に見る機会がなくなっていた。

私が「協力隊」という選択をすることで自由な選択もできると気付き、自分自身の進路選択について考え直すきっかけになってくれればいいと思っていました。

考えるきっかけになってほしいというものは成るもの自体を考え直すというよりは、就活の軸であったり、将来のビジョンであったりの再思考の機会になってほしいという願いです。

そして、「協力隊」という選択肢を増やし、一歩踏み出しやすくする環境作りたいと考えていました。

協力隊に興味がある大学生は一定数いると思います。そのような学生のハードルを低くしたり、協力隊を身近な存在として感じて欲しかった。



後輩たちがどんな選択はするのかものすごくワクワクしてます!


そして、この投稿も誰かのきっかけや後押しになっていたら嬉しいです。

まあ、自分をもう一回奮い立たせるために書いたんですけどね(笑)



それではまた!



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