こんにちは。
元銀行マン「あなた専門の貯金の窓口」大場です。

このブログは40代でお金の不安から開放されたい方へ、
お金の裏側も含めた公平な資産構築の知恵をお伝えしています。

不動産投資にはリスクがある。

ほとんどの人はそう認識しているはずです。
そして、それは正しいです。
「リスクは一切ありません」なんて言う人がいたら99％嘘です（笑）

不動産以外の投資も同じで、どんな投資であれ少なからずリスクは存在します。


では、不動産投資のリスクは恐れる必要のあるものなのでしょうか？
今回は『正しいリスク』と『正しい備え方』をご説明したいと思います。

不動産投資のリスクだと思われている例を見てみましょう。


①借金をすること（借金そのもの）
②ローンの金利上昇
③家賃が入らなくなる・家賃の下落
④地震などの自然災害
⑤騙されて物件を買う可能性

これらのリスクは「間違った認識」されている可能性もあります。


①借金をすること（借金そのもの）
借金＝お金を減らす・お金の使いすぎ
のようなイメージを持っている人が多いです。

知ってもらいたいのは「お金を産む借金」もあるということ。

たとえば自分のお店を開く時は、利益を産む目的で計画をして借金をしますよね。
この場合は「1,000万円持ってるけど1,000万借りる」ということもあります。

借金＝マイナスと思っている方は「なぜそんなことを？」と思うかもしれません。
長くなるので細かい説明はここでは割愛します。
多くの事業者が行う理由は「借金した方が都合がいい」からです。

不動産投資も同じで、計画をして「お金を産む借金」をするわけです。
これは「使うため」の借金とは全くの別物だと理解しておいてください。



②ローンの金利上昇
単純にこれだけを見ると払うお金が増えることになりますが、
金利が上昇する＝経済が好転している＝不動産の価値もあがる
ということにもなります。

上記はざっくりした式でして、
実際には細かいパターンの「金利が上がった場合の対処法」も当初の計画に含まれます。

つまり、「金利が上がる」ことは「当初の計画が崩れる」ことではないんです。
「不動産の価値も上がるから数字はこうなるだろう」というのも計画に入っています。


③家賃が入らなくなる・家賃の下落
こちらもありえることです。
何らかの事情により、入居者がいなくなった場合には家賃収入もなくなります。

このパターンにも正しく備えることができます。
それは、家賃保証の制度を利用する方法です。

家賃のおよそ10%〜15%を手数料として支払い、家賃を保証してもらいます。
常に部屋が埋まっている場合は手数料分マイナスになりますが、
入居者がゼロになっても保証されている金額は入って来ます。
つまり、最低の収入が保証されるわけです。


この制度は誰でも、どんな物件でも利用できます。
備える場合は、これを踏まえてプランを立てましょう。



④地震などの自然災害
基本的に、損害保険会社が対応してくれます。
どんな場合でも対応できるような保険を選ぶと大きな損失を防げます。

保険は安心を与えてくれるツールの1つです。
万が一の事態に備えたい方は、このような対策をしましょう。


⑤騙されて物件を買う可能性
こちらも、本当にあります（残念なことですが）。
私がこのようなブログを書いているのも「騙されないで！」という感情があるからです。

不動産投資初心者に言えることは
「安易に信じてはいけない」ということです。

営業まかせにせず、どんな内容も自分から聞くといいでしょう。
この文章で書いたリスクについても細かく聞いてください。
面倒そうに話を聞く人や、メリットしか言わない人は論外です。

もう一度はっきり言いますが
デメリットだってリスクだって存在します。
それらを理解した上で一歩踏み出すならいいんです。
詐欺のように「知らずに損」はあってはならないことです。


「節税」「不労所得」「保険代わり」
このような言葉は間違ってはいません。
ただ、不動産投資の’おまけ特典’のようなものだと思ってください。

本当にリスクに備えるのであれば、
不動産投資＋副業（本業とは違う別の仕事）など、自分でお金を増やすスキルを磨くことも大切です。


ちなみに、私が思う不動産投資の本当のリスク。
それは、『様々あるリスクの対処法を知らないこと』です。

正しく知り、正しく備え、何かが起きても正しく対処する。
これがリスク回避の一番の方法です！
不動産投資は「備えられる」リスクばかりですからありがたいですね。


次回は、
「40代で余裕ある生活にするためのお金基礎講座-その1-」
を記事にする予定です。

今後も“知ると得する”情報を更新していきますので、フォローよろしくお願いします！

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