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【ドラッグストアの大革新】日経新聞ピックアップ#33 24/3/29

マツキヨ「すっぴん」化粧品:日本経済新聞

毎週金曜ビジネス欄の「ヒットのクスリ」、今週はマツキヨココカラのPB戦略について掲載されている。
最近のトレンドでは化粧を過度に盛るのではなくシミやニキビ跡を隠したり、眉毛を整えたり唇の血色感を出すなどナチュラル感を意識した化粧品に注目が集まる。マツキヨPBの「nake」というブランドは、ナチュラルメイクを際立たせるスキンケアの需要を見事に取り込み時代にあった商品を展開しているとのこと。

マツキヨPBはとにかく使用感が良い。
ユーザー目線でニーズを探り、客が求める唯一無二をとらえているように感じる。綿棒と不織布マスクはサイズ感がほどほどに余裕があり、素材も丈夫で肌への違和感もさほど感じない。普段使いにちょうど良く、まさにかゆいところに手が届くとはこういうことだ。
使って初めて良さに気付く。

ドラッグストアは医薬品の販売で高い利益を得られる分、日用品や食料品をスーパーなどと比べて安く販売しても全体で利益を確保できるのが特徴だ。消費が冷え込んでいるにも関わらず好調で、他の小売業態に比べ今後も成長が見込まれる。

そんななか業界トップと2位のウエルシアとツルハ、イオン傘下の2社が経営統合を進めており、実現すれば世界で5位の売上を稼ぐことになる。業界3位のマツキヨココカラとは倍以上差を空けることになるが、21年以降売上高·利益ともに伸ばしており今後もPBを軸に成長が見込まれる。

スーパー、コンビニに台頭しつつあるドラッグストア勢の動向は注目に値する。

こころからだげんき、ここからふぁいん。

e-karas


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