【花粉をぶっこわす】日経新聞ピックアップ#36 24/4/2

今年の花粉は「東高西低」:日本経済新聞

この時期多くの人を困らせる花粉症、本日の3Graphicsでは今年の花粉トレンドが掲載された。

6ー7月の日照時間や気温が高いほど花粉を放出する雄花が成長しやすく飛散量が多くなるらしい。今年は岐阜、静岡、神奈川で例年を大きく上回る花粉量だった。

政府は33年度までにスギ人工林を2割へらすことで健康被害を抑える目論見だが、伐採を担う人材不足が障壁となっている。


先日の日経新聞にもあったよに花粉症による経済損失は1日あたり2,340億。2ヶ月で14兆円に達する。もはやコロナ禍最盛期の国家予算補助とほぼ同じくらいだ。

人手不足はどの業界での同じ状況で、どの業界もギリギリで戦っている。ここまで危機的な状況にも関わらず9年で2割しか改善できないのは怠慢としか言えないだろう。

間伐材の再利用も視野に入れ、速やかにスギ人工林の撤去を進めてほしい。人工林の植え替えは計画的に行わなければ、将来的な木材不足や、土砂災害リスクを高めてしまう恐れがあるため、全国一斉にまるっと伐採するわけにはいかないだろう。

花粉症の症状は人や地域によって個人差があるが、ひどい場合は風と同じ症状や激しい痒みに恐れほとんど思考する機能が停止してしまう。仕事や勉強などできるはずがない。

政府の対応にスピードを微塵も感じないが、ここまでノンキだとよくある陰謀論をふっかけられてもしかたない。花粉症による経済損失がある一方で、内服薬や点眼鼻薬などの医薬品や対策グッズなどの花粉ビジネスも存在しプラスの経済効果をもたらしている。花粉症が緩和されればこれらの薬を買う必要がなくなる。製薬会社から圧力がかかっているのかわからないが、小手先のうごきではなく根本的な解決を望む。

e-karas

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