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エリアコミュニティで起業しよう

2022年7月〜10月にかけてさいしん本店さんの主催で「エリアコミュニティで起業しよう」という座学とまちあるきのセミナーが開催されました。コーディネートは冬に商店街WSでお世話になったコトラボの岡部友彦さんです。

今度は参加者というより、地域の拠点として牧禎舎と私を加えていただき、行田にも参加者のみなさんが足を運んでくださるという嬉しいお話でした。初めてのことなのでどう進めて何を用意したら良いか何も分からず、ドキドキでした。良い機会をいただきありがとうございました。

このセミナーは、全5回のうち最初の4回が埼玉県北部の地域で、1回の講座ごとに別の地域に行きます。初回はさいしん本店のある熊谷、2回目は新規オープンの動きめまぐるしい本庄、3回目はこれからの行田、4回目は着々とタネまきの進む羽生、でした。
5回目は足を伸ばして宇都宮まで行く予定になっていて、まだこれからとなります。

4回目の羽生は残念ながらスケジュールが合わず参加できなかったのですが、熊谷、本庄には参加して、どんなことをみんなが伝えているか?雰囲気を見に行ってきました。座学についても、今ってどんなことを参加者にお話しているのか興味ありました。これは市や商工会議所の職員も参加してみたら参考になると思いましたね。いつも自分のところのことだけじゃなくて、他でどんなことをしているかを知ることは学びになると思いました。参加しないのはもったいないなぁ、と。

私は熊谷も本庄も行ったことはありますが、改めてエリアコミュニティという目線でまちを紹介していただくと当然だけどまちによって違いを感じます。

熊谷市

さすがに新幹線の止まる街。整備されてる、大きい(広い)、まちの中心に人が多い。中心となって動いてる人が若い!商店街で中心となるメンバーに30代以下が何人もいるというのはあまり行田にはないのもので…田丸屋さんくらい?
星川通りの川のある景観はやはり良き。でも7月だったので暑かったですね〜。今回は熊谷駅〜上熊谷駅あたりだけを歩きましたが、当然ながら熊谷は妻沼という商業地もあるので、いろんな顔を持っているのを感じます。

本庄市

市役所の小川さんまわりのパワーがすごい!笑
小川さんはじめ市役所の方が良い繋ぎ役になってエリアがタッグを組んでいるかんじがする。ブランディングを意識している店舗やひとがいるのを感じて、現に参加した方から「こういうところで出店も良いかも」という好意的な声があがってました。各店舗のブランティグやコンセプト大事!
行田と違って商店街にまだ建物がびっしり残っているので、ごちゃごちゃっとした景観も面白いし、活用しがいがありそう。市議の方が代表を務めているNPOが元お寿司屋さんの店舗を借りて寺子屋をやっていて、そういう方向性の活動って行田の市議にはないなぁと感じて、良いなと思いました。
「駐車場がなくてもお客さんが来る店づくり」を目指している(コインパーキングや公共交通機関を利用してもらう)こともあり、行田も駐車場問題があるのでそれができると良いな。

行田市

行田は、まちあるきの引率が自分自身なので当日は必死でした。汗
#ブラマキテイの取り組みに「そういうのやってくれる人がいるっていいな!」って言ってくれた方がいて。そんなこと思っていただけるなんて!とちょっと意外で嬉しかったです。
改めてみると、他の地域より「体験」が集中しているかな?とも。藍染体験、陶芸・絵付け体験、トルコらんぷづくり、せっけんづくり、MY足袋づくり…。最近コロナ禍でひっそりしているけど、漬物体験、手焼き煎餅体験というのもあります。体験のまちになるのも良いかもね!
行田はまちあるきの時間が30分短かったこともあり、お店で買い物する余裕はなくなってしまいましたが、ふらっと出会った戸塚せんべいさんがおせんべいをみんなにプレゼントしてくれるという神対応があり、ありがたかったです!今度はお買い物しにぜひ立ち寄りたいです。
この日は私がお借りしたい物件を参加者の方と一緒に内覧することで、直接色々と意見が聞けてよかったです。この機会に夫や身の回りの方にも内覧をしてもらって、考え直すことが出てきたり、活用の進め方として1Fだけ先にオープンするのが良いというアドバイスがあったり。雨漏りの箇所や修繕が必要な箇所についてたくさんの気づきがあったり。改めて具体的に考えられる要素がいっぱい出てきました。

そして自分の中のイメージ図が更新され、より現実味のあるイメージに近づいたかな。これからさらに現実に近づけるために、また調べものです。今度は保健所に事前確認かな!?

羽生には残念ながら伺えなかったので、参加された行田市の商工観光課の方に感想あとでお聞きしたいと思います。

「エリアコミュニティで起業しよう」とはまさに地域が楽しくなることにもつながる良い起業の仕方だと思います。

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