エッセイ : YESTERDAY ONCE MOREが流れていた頃 僕のかけがえのない時代

昨日、書店で買い物をしていたら
BGMにカーペンターズの
YESTERDAY ONCE MORE が流れた

僕が小学校3年生の時にビートルズが解散した
僕は中学2年生の時からビートルズを聴き始めた
 
だが、
僕が中学生の時に全盛期だったのはカーペンターズだった

僕にとってカーペンターズの曲と言えば
YESTERDAY ONCE MORE

この曲の歌い出し
私は若い頃 よくラジオを聴いていた 
そして私のお気に入りの曲がかかるのを待っていた 
という歌詞は、この頃の時代をよく表している

僕が中学生の頃は
レコードとカセットテープの時代
僕もラジオで好きな曲がかかるのを待っていて
カセットテープに録音していた。

中学の時代というのは 
純粋に友達のことを思い
純粋に女の子のことを好きになり
純粋に皆と力を合わせ何かが出来た時代
高校に行くと
恋愛も友情も生々しくなってしまった

YESTERDAY ONCE MOREを聴くと
そんな僕のかけがえのない時代を思い出し
今でも甘酸っぱい想いがし 胸が少し苦しくなる
そんな想いをさせてくれる僕にとって唯一の曲 

僕にとって最高の一曲は
ビートルズでもなく 坂本龍一さんでもなく 
きっと YESTERDAY ONCE MORE







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