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知っておきたい。うつ病と親の関係

おはようございます。
栗原です。

ここ最近、仕事の幅が少しずつ変化してきました。それはメンタル不調を抱える方をクライアントに持つことが増えてきています。

鬱、の方です。

親御様からの依頼、本人たっての希望でパーソナルトレーニングを行っています。
内容としましては激しいトレーニングをするのではなく、施術、食事改善、カウセリングになります。

施術、食事、カウセリングで全く動けなかった方、自宅に引きこもっていた方が外に出れるまでに変わっています。
この実体験を通して今から発信させていただきます。

今回お伝えしたいのが親御様との関係です。

メンタル不調を抱えている方の特徴は親御様との関係が問題ある場合があります。

仮に数年前にメンタル不調を引き起こしたケースであったとしても、過去親御様との関係が良くない事が大半です。

当たり前ではありますが、子供を管理するような躾、子どもの未来を勝手に決てしまう。など子供の自己肯定感を下げる行動をする場合はメンタル不調を引き起こす確率が高いです。

ですがこれ以外にも私が携わってきた中で別のパターンの方々も多くいらっしゃっいました。

『夫婦の仲が悪い』

一見、子供に影響を与えないように思えますがこれは大きく子供に影響を与えてしまっています。

幼い子供にとって、大人の喧嘩は恐怖です。
一体何ついて怒っているのか、何について激怒しているのか子供はまだ理解できません。
だからこそ子供は自分を責めてしまうのです。
本人は自分が原因で喧嘩しているのではないのか、自分が原因で二人の関係が良くないのではないかと思ってしまいます。
 

子供にとっての社会は家庭の中です。
その社会の中で必死に様々な事柄を理解しようとしています。
理解する中でも、自分の事は何となく理解できます。
ご飯食べたい、排泄したい、寝たいなどと。
ある程度理解できるからこそ、矢印を自分自身に向けるのです。

夫婦喧嘩が毎日のようにお越していたらどうでしょうか。
いくら親御様が子供に向けて「あなたのせいではないよ」と言っても子供は自分自身のせいにしてしまいます。
矢印を常に自分に向けているからこそ自己肯定感を下げてしまうのです。
子供にとって大人の喧嘩は恐怖です。毎日のように戦争が起きているのと同じ事が起きているのです。
すると、どうでしょうか。

脳はパニックしています。
常にフリーズ状態を引き起こしてしまいます。自身で物事が考えられない状態になってしまうのです。

誰もが一度は経験したことがあるはずです。
高圧的に怒られると恐怖心から何も考えられない状態。
仕事で詰められるとパニックなる。

さて、これがどのように繋がるか。IQが一気に下がります。

パニックになり、物事が考えられるなくなると正常な判断ができなくなります。
その場で一気に知能指数が下がります。
子供の世界ではこのような事が頻繁に行われているのです。

少々話が変わりますが、大谷翔平選手の親御様は大谷選手の前では夫婦喧嘩しなかったという逸話が残っています。

これは出来るようで、本当に難しい事です。
いかに子供ファーストの意識で大谷選手を育てていたかと感じさせれます。
大谷選手の自己肯定感はきっと高いでしょう。
野球の才能は脅威でありながら、根っこの部分のメンタルは親御様の心遣いによって育まれたことだと思われます。

幼い頃の子供にとっての社会は親御様との関係です。
環境の良し悪しは親御様達の環境によって決まるものです。
子供の自己肯定感を下げる行動は金持ち、貧乏関係ありません。大谷選手の親御様のように子供ファーストの行動をすることが第一です。

もし仮に数年前にメンタル不調を引き起こした場合でもそれは引き金になっているだけかもしれないです。(*あくまでも一つの側面)
勿論様々なケースはあります。一つの事例として捉えていただければと思います。

ご相談口
kurihara.personaltrainer.tokyo@gmail.com

ヘルスケアサポートHP
https://www.healthcaresupport.online/

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