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『指導者』という立場から見える事

週2でサッカーコーチを小学生を対象にやっている筆者。
まだまだ未熟ではありますが大変貴重な経験をさせていただいています。


初の実践指導をしてから9ヶ月経ちますが、なかなか上手くいかない。小学生と遊ぶ事はあっても、『指導者』という立場は全くの未経験に日々刺激を受ける。それまではサポート役として現場にいたが、メイン指導でやるとなると一気に世界が変わる。
伝えたい事がなかなか伝わらない、思ったような指導ができない。
こんなにも思い通りにいかないのか、と。

子どもたちにどうすれば伝わるか、どんな言い回しで、どんな言葉遣いで言えば伝わるのか、考えてくれるか。遊び出すことなんて日常茶飯事。さらに低学年ともなれば当たり前。でもそういう環境、雰囲気作りも指導者の仕事であり力量に比例する。
自分の力の無さに心が痛む。

環境づくりだけでもなく、サッカーを上手にさせる。楽しんで、好きになってもらう。ここに『コーチ、指導者』の本当の存在意義がある。
まだまだ自分は環境、雰囲気づくりすらうまく作り出せてない。

『真似をする』
言葉で言えば簡単なことだが、いざ実際指導を真似しようとするととてつもなく難しい。笑
なぜこんなに変わるのだろうと考えてみてもなかなか答えは出なかった。
ただメニューをやるだけ、だったら絶対に飽きがくる。
でもサッカーを好きに、上手くなってもらうためには伝えなきゃいけない。
このふたつを同時に結果を出すのが一番難しい。楽しみながら上手くなっていく。
楽しむだけならただ学校のグラウンドで蹴ってればいい。けど上達させる事が指導者の仕事。子どもたちがどうすれば上手になるか。
それは『考えること』。
子どもたちが楽しみながら考え、イメージを膨らませてプレーすることが上達に繋がる。伝え方も「〜するんだよ?」「〜こうしてね?」と言ってしまえば子どもたちはその言われたことしかできなくなってしまう。
「相手がこうきたらどうする?」「こんな時どうしたら良いかな?」常に聞く。問いかける。
すると自分でも気付かなかった発見も子供達からもらう事もある。
「あ、そういう事もできるんだ」と自分自身も勉強になる。
子供達の発想力は凄いなと思える瞬間。
その発想力がいつかきっとその子をプロにするんだなと。


頭で考える、今この歳になってちゃんと理解できた。笑
もっと早くに知りたかった。笑
まだまだ指導者として未熟な部分だらけな筆者。
指導者としての教育してくださる人からも、子供達からも教わることがたくさんある。学ぶ事が多く自分としては先述したようにとても良い経験ができているなと実感しています。

早く独り立ち出来る様、これからも改善に改善をしていきます。
自分に関わる方すべての方に感謝して、現場に立ちます。


筆者、頑張ります。

我以外皆我師…高校ぶりに使ったな。

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