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就職先は皆さんならどう決める?

みなさん、こんにちは!

一度は考えたことのある内容になります。
「就職先はどこがよいのか?」です
なにを決め手にすれば今後に活かせていけるのか?
仕事はやりがい、仕事内容を重視という人もいれば、
生きていく上で欠かせないお金、つまり福利厚生を重視する人、
業界内でこの会社は成長していくのかを見る人、
経営方針、事業内容で決める人
さまざまおられます。というか、相談を受けます。

人それぞれの価値観なのでその人にあったところを見極めて何個か候補をあげるようにしています。
その上で優先順位をつけてもらい、就職先がその優先順位にぴったりなところを選んでいきます。
その優先順位とは。。。。。
経営方針や事業内容
業界内での優位性、特長
企業規模と今後の成長
仕事内容と自分の経験・スキルとの接点
社風や会社の雰囲気(カルチャー)
福利厚生や待遇、働き方
などがありますね。

最終的に決めるのは自分自身なので後悔のない選択をしていただければ正解かなと思います。
ただ最終的に判断するのは
仕事のやりがい、給料、社員の人柄になると思います。
ランキングにもありました。
その三つが自分の中で良いなと思ったところです。

すぐ退職する人の多い就職先の安易な決め方をみていきましょう。
安易に決めているため、企業側の選考スケジュールに合わせた意思決定を、どうしても迫られてしまいます。
しっかりとした動機があって入社を決められればいいですが、明確な動機がない人は、内定受諾の期限を迫られることで、焦ったり、深く考えるのが面倒になったりして、安易に就職先を決めてしまうことがあります。
そして明らかに自分とは合わない、「ミスマッチな企業」を選択してしまうケースも見られます。
社風が合わず、短い期間で離職した人を何人も見てきました。
期限があり、意思決定しなければいけない機会が必然的に作られることは、悪いことではありません。
ただ、その期限を味方につけ、ゴールからの逆算思考をもって動く人と、そうではなく場当たり的な考えや感情で動く人とでは、「意思決定の質」にも大きな差がついている気がします。

選考に出会った人に魅かれた

これを意思決定の理由にあげる学生は本当に多いのですが、ミスマッチを起こす懸念が高いのが、魅かれた人が、「採用担当者(人事)のみ」というケースです。
実際に入社して、一緒に働くのは残念ながら採用担当者ではなく、配属された部署にいる人たちです。
また、企業の顔として対応する採用担当者は、いい学生を採用することをミッションとしています。
そのため、基本的に学生に好かれやすい人が選ばれ、企業をよく魅せるスキルを身につけている人が多いのです。
よって、実際に現場で働く人よりも、学生が魅かれやすいと考えたほうがいいでしょう。
「選考で出会った採用担当者のような人ばかりいると思って入社したら、まったく異なる人ばかりで、ギャップに耐えられず退職……」という話は、ごくまれな話ではありません。
どんな人と一緒に働くかは、とても重要な項目なので、採用担当者の人柄から判断するのはわかります。
ただ、その人だけを見て、入社の意思決定をするのはどうでしょう。
どうせ「人」を見て判断するなら、採用担当者だけでなく、
実際に現場で働く人たちがどんな人なのか、
企業の最終的な意思決定をする社長がどんな人か、
そこまで知っておいたほうがミスマッチの可能性は低くなると思います。
企業によっては、そこまで人を表に出さない企業もあると思います。
そうした場合は、「人によるミスマッチはあって当然」くらいの覚悟で、意思決定したほうがよいと思います。

教育制度が充実している

「教育制度が充実している=成長できる環境」ではない
これもミスマッチを起こしやすい意思決定の1つです。
その原因には、大きな勘違いがあるからだと考えています。
それは、「教育制度の充実=成長できる環境がある・育ててくれる体制がある」と思っていることです。
決してそうではないのです。
今の学生の就職キーワードに「成長」というワードがあることは、多くの企業が理解しています。
よって、企業の中には、成長できる環境があるというのを学生に見せるため、見栄えのよい教育制度を作っているところがあります。
非常に多くの座学講義、スケジュールびっしりの入社初期研修プログラム、興味のある学びがいつでもできるカフェテリア研修や通信教育制度など、形を整えて学生にアピールしている企業は山ほどあります。
ただ、学生の皆さんが選ぼうとしている企業の教育制度は、本当に人材の成長に結びつけるような運用をしているのでしょうか。
また、実際に仕事ができるようになるためには、座学や外部研修などよりも、実際に現場で先輩社員に実務を教わることのほうが重要となりますが、その体制はどうなっているかわかっているのでしょうか。
先輩社員たちが、新卒社員を大切な仲間として受け入れて、育てていくような風土があるのでしょうか。
いくら形としては教育制度が充実していても、周りの社員の新人教育への興味・関心が低ければ、成長していくことはなかなか難しいと思います。
正直、自分自身で成長したいという意思を持ち、自ら積極的に仕事に関わり、人に聞きながら勉強、努力を積み重ねていけば、教育制度の有無とは関係なく、成長できると思います。
しかし、それでも、その企業にいる人たちの協力は必要です。
教育制度が充実しているかのように見せることは、人事としては、難しい仕事ではありません。
本当に難しいのは、制度ではなく、人材の成長に結びつけるための運用です。
よって形ばかりの制度を見るのではなく、実際にどんな運用がされていて、その運用によって具体的にどのような成長をその企業の人材がしているか、人の成長に関心を持っている人たちがどれだけいるのかを見ることが大事になります。
当然、制度がないよりは有ったほうがいいでしょう。
しかし、運用されていなければ無いのと一緒です。
運用の実態を是非、調べてほしいと思います。

制度がありだけの会社は多い

これも教育制度に似た話ですが、求人票に記載されている条件や、福利厚生制度の表面的な情報だけを鵜呑みにして決めてしまい、ミスマッチを起こす例をよく目にします。
例えば、「高い給与に魅かれて入社したが、実際はほぼインセンティブのため、結果を出さないと相当低い年収になることを入社してから知った」
「独自の有給制度や育児休暇など、休みの制度が充実していると聞いて入社したが、実際に入社してみたら忙しすぎて、有休取得率は低く、独自の制度も忙しすぎて誰も使っていなかった」
「多様なキャリアパスがあることを見せられていたが、実際には少数の選ばれた人材だけが多様なキャリアパスを実現しているだけで、おおよその人材は同じ職種のままだった」
このように、表面的な情報ではなく実態を把握しないと、その企業の本当の条件や福利厚生はわかりません。
本当に、条件や福利厚生の内容が、就職する際の重要な要素であれば、ちゃんと確認するべきだと思います。

企業の大きさ、知名度を優先

いくつか内定が出た中で、最終的に行く企業を決めるのに、結局、企業の大きさ、知名度を優先してしまったことによるミスマッチも、よくあります。
「できるだけ若いうちからいろいろな経験を積んで、早く成長したい」という希望があったにもかかわらず、企業の大きさ、知名度を優先して入社。
入社後わかった現実は、若いうちに任されることは非常に少なく、主に雑用仕事ばかりという話をよく耳にします。
そして、ある程度のことを任されるまでには、いろいろ地道なことを乗り越えて出世のレールにのったうえで10年以上たった後ということがわかります。
一方、ベンチャーや中小企業に就職した友人たちは、入社後すぐからいろいろなことを任され、忙しそうだが明らかに成長が見てとれる……。
その姿に焦りを感じ、このままではダメになると転職を早期に決意ということがあります。
大企業が必ずしもそうだというわけではありませんが、ベンチャーや中小企業と比較すると、大企業は組織としての役割分担が非常に細かく設定されています。
また、多くの優秀な人材がすでにおり、若いときから任される仕事の範囲が狭く、大きな責任仕事を任されるまでの道のりが長くなりやすいことも事実です。

どこへ行っても長く働き続ける力を身につけること

自分が、働くということを通じて、本当に得たいものが何なのか。
その優先順位を、意思決定する前に整理したうえで、よく調べて考えれば、ミスマッチは防げたのではないでしょうか。
安定した企業に長く働きたいと考え、大企業を選択する人も多くいるとは思います。
しかし、ベンチャー、中小企業と比較して、安定しているのはあくまで企業そのものであり、その企業に所属する人材が安定して長く働ける保障はありません。
そのことは、いくつかの大企業が、中高年を中心にリストラを積極的にしている事実からもわかります。
安定して長く働くという意味では、大企業でその組織力やブランド力に頼った仕事をしていた人材よりは、
知名度があまりないベンチャー、
中小企業で個人の実力をつけた人材のほうが、所属している企業がダメになっても、他社で雇用されるだけの能力や、起業できる能力を身につけ、結果、安定して長く働くことができるかもしれません。
大企業でなくてはできない経験、成長、そして大企業だからこそ得られる条件があるのも事実です。
ただ大企業、中小企業、ベンチャー企業それぞれで、得られる経験、成長、求められること、そして身につく能力、その企業風土、そこで働く人たちの価値観などは、だいぶ異なります。
自分が本当に得たいものを考えず、ただ「大は小を兼ねる」のような発想で決めてしまうことは、ミスマッチの可能性を高めてしまいます。
「大企業=安定」と安易に考えることは、ミスマッチにつながる大きな要因の1つだと思います。
今、企業が大きいかどうかより、その企業が今後成長するか、そしてその企業の成長と共に自分自身も成長できるかどうかを考えたほうが、「安定して長く働く」という目的には近づくかもしれません。
なお、企業の成長を考える際、足元の高業績、高成長性は、あくまでも現時点のものであって、皆さんが入社した5年後、10年後に同じような高業績で、高成長が続いているかはわかりません。5年後は逆に業績が低迷しているかもしれません。
企業の成長性を見極めることは、とても難しいことです。完全に見極められる方法があれば、そこに投資して儲ける投資家が山ほど出ているはずです。プロの投資家でも企業の成長性を見極めるのは難しく失敗しています。
とはいえ、自分が働く企業が成長しないといろいろな条件も悪くなるので、考えないよりは考えたほうがよいでしょう。
未来を想像しながら企業の成長性は考え、その企業で働いている間、自分がどんな成長ができる可能性があるのかを見極めることも大切です。
企業に成長性があっても、その企業が持つ「価値観・風土」に自分自身が合わなければ、気持ちよく働くことはできないので、自分の成長は難しくなります。
企業の事業内容だけでなく、価値観・風土も含めて、調べることをお勧めします。

就職に関しておもしろい記事を見つけたので共有します。

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