ゆっくりさん

自分の考えをまとめるために始めてみます。

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最近の記事

読書感想文

50歳~60歳付近の職場の先輩や上司の考え方がどうもわからない。 何だろうこの違和感、わからないから数冊の本を読んでみた。(女性の近代史について、資本主義について、バブル期の働き方etc) 戦後からバブル期にかけて世の中がお祭り騒ぎだったのではないか、と感じた。割となんでも許されて、少々の迷惑も許されて楽しいことが優先された時代だったのかな。日本人の生き方の見本は、適齢期になったら結婚して、一軒家を持ち、子供を育てる。男性は一家の大黒柱で、女性は家庭を守る。勉強も家庭生活も

    • 浦島 花子

       浦島太郎は助けた亀に連れられて竜宮城へ行った。満足するまで楽しんで「さぁ帰ろう」と帰ってみたら、時がたちすぎていて自分の居場所がなくて玉手箱を空けたら、おじいさんになりました、というおとぎ話。 近頃、興味を持った分野の本を片っ端から読んでいる。 基礎化粧品について、胃腸について、腎臓について、経済について、資本主義について、そして今は食品添加物についての本を読んでいる。 そして、その感想。 現代日本は、いつでもおいしい食べ物が食べられるし、いつまでもきれいでいられるし、

      • 米粉から学んだこと

         先日、職場の休憩室でデスクワークをしていた時の話。 休憩室には差し入れのおやつがたくさん置いてありました。そこに、後輩が一人入ってきてそのお菓子を貪り食い始めました。しばらくすると別の後輩が入ってきて、同じようにおやつを貪り食い始めました。夕方5時というおなかのすく時間、若い彼らはお腹が空いていたのでしょう。彼らが去ったあと、机には食べかすや包み紙が散らかっていました。私はその光景をみて、見苦しいと思いました。ですが、人前ではやらないだけで私も同じなのです。  お腹の調子

        • 無理しない。

           私は「紅白歌合戦」で世の中の流行を確認して「ゆく年くる年」を見ながら年を越す。年に一回だげ世の中に触れる貴重な時間でもある。  昨年は自分を整えることに専念した。ちょっとやりすぎかもしれないと思いながらも、日用品から人間関係まで必要最低限にすることができた。そしたら、新たに「必要なもの」と「やりたいこと」が見えてきた。  だからこそ、今年は「無理しない」ことにする。やりたいことは人生の後半戦に向けての準備だから急ぐ必要はない。それと、変えることができない大切な体だから大事に

          39歳の誕生日

          先日、39歳になった。 風邪をこじらせ体調が悪い中の誕生日。 誰からもメールは来ないし、体調不良だからケーキも食べたくない。 ふらふらするけど仕事はしなくては、と少し無理して働いた。 そしたら、仕事場の知り合いの人が「おめでとう」とロッテのチョコパイを持ってきてくれた。その人はわけあって働けないからお金に困ってるけど私にチョコパイを買ってくれた。 私は、じんわり涙がでた。 ありがとう、Kさん。 今のところ、Kさんとは年末ジャンボ宝くじで10億円が当たったらどうするかを

          オオスズメバチと私

          先日、本を読んでいたらとても低く鈍い羽音が聞こえてきたので、目を向けるとそこに特大の蜂が飛んでいた。 そこから私はバンダナを頭と顔に巻いてみたり、ハエたたきを顔の前で振ってみたり、殺虫剤(ハエ用)をみて嘆いてみたりと錯乱した。が、なんの解決にもならないことに気が付き、自分に「落ち着け、落ち着け」と暗示をし、「外に逃がす」と当たり前の答えを導き出した。 改めて眺めたオスズメバチは本当に貫禄があって少し見とれてしまった。 よく見るとなんとなくおびえていて、何度も何度も窓に留ま

          オオスズメバチと私

          愛しのハーブウォーター

           秋となり過ごしやすい時期になって、畑のラベンダーが少しだけ咲いている。この時期に採るラベンダーは香りは少なくやや小さめの花穂だけれど、柔らかい優しい香りはちゃんとする。何より、フレッシュハーブで作るハーブウォーターは贅沢なのである。  ハーブウォーターを作り始めて約1年、ハーブの世界は奥が深く、まだまだ知らないことがたくさんあって面白い。ちょこっと感想をまとめて知識を整理してみることにする。  ハーブウォーターで使用するハーブはなるべく庭で育てたものを使用、 種類はラベン

          愛しのハーブウォーター

          シンプルスキンケア

           バーブウォーターと蜜蝋クリーム、日焼け止めパウダーというシンプルケアに変えてから9か月経過。 良い点☞①金がかからなくなった     ②スキンケア時間が短縮     ③鼻の頭の毛穴が小さくなった 悪い点☞①皮むけが夜になると目立つ     ②頬が乾燥するときがある     ③なれるまでに半年くらいかかった 観察して気が付いた点☞     ①皮むけをする場所は「調子が悪いなぁ」と感じている部位にでき          ていることが多い。     ②石鹸で洗うのは2~3日

          シンプルスキンケア

          ぼちぼちいこか

          私は畑を少しやっている。 私一人、気ままにやっているので草だらけ。 「自然栽培」と都合よく言っているが、ちょっとした草むらになっている。 私の畑管理は実に単純。 草を引いてそのまま枯らして土にして、生ごみを埋めて肥料にしている。 収穫率は悪くて、野菜が育たないことが多い。それでも、時々しっかりした野菜ができることがある。このできた野菜はおいしい。 そんな5月の畑にかぼちゃの苗を6株植えた。 7月までに4株は枯れてしまったけど、2株は小さいまま残っていた。 8月初めだっかた

          ぼちぼちいこか

          おかえり、鈴虫

          昔、この小屋でおじいちゃんは大量に鈴虫を飼っていた。 その鈴虫の餌やりは幼い私と弟の仕事だったが、鈴虫の触覚が苦手で怖くて仕方がなかったことを覚えている。 おじいちゃんが病気になって、その鈴虫たちは庭に返された。 おじいちゃんが亡くなって、おばあちゃんの介護が始まって、母親は管理が大変だからと除草剤をまいていた。 そして、4年前から私が管理するようになったこの小屋と庭と畑。 私は計算が苦手だから、除草剤や化学肥料は使わないことに決めた。 かっこよく言えば「無肥料」「無農薬」

          おかえり、鈴虫

          まだ、難しいです。

          私は「男と女の友情は成り立たない」派の人間だ。 でも、世の中には「成立する」派の人間もいる。 職場の同僚(女、独身 37歳)は他部署の男(離婚歴あり 39歳)とあるプロジェクトを進行している。プロジェクトをきっかけに仲良くなりプライベートでも他部署の男と買い物に出かけ、食事もするし、他部署の人の家へ行き犬の世話をするという。はたから見れば恋人同士にしか見えない。だが、同僚曰く「誘われるから仕方なく」「断り切れない」「恋愛感情はない」「付き合うなんて考えられない」とのこと。職

          まだ、難しいです。

          思い出

          土曜日 夜7:30 花火の音が聞こえてくる。 今年は花火を見に行かないことに決めた。 そのかわりに、昔の花火を思い出した。 19歳から24歳の多感な時期を一緒に過ごした大切な人がいた。 私は専門学校生のとき、勉強がやりたくなくて一年間留年した。 そんな遅く来た反抗期の時に出会った8歳年上の彼。 15年前、彼の家で開いた花火大会。 友人の多かった彼が私を友達に紹介するために開いてくれたバーベキュー。 彼の家は川沿いにあったから目の前で花火があがっていた。 喧噪のなか、年上の

          人それぞれ

          お隣の清ちゃんの旦那さん、はるちゃんが亡くなった。88歳。 清ちゃんとはるちゃんがゆっくり散歩しているのを眺めるのが好きだった。 ここ一年は寝たきりに近くなっていたらしく、清ちゃんは寝る間も惜しんで本当に献身的に介護されていた。はるちゃんと清ちゃんにはたくさんお子さんがいらっしゃって、お孫さんもたくさん。みんなに囲まれて天国へ向かうのだろう。 はるちゃんは私の母親が少女だった時から知り合いなので、本当なら最後のお別れは私ではなく母親の役目なのにね… 順番通りに人は亡くなら

          風を読む

           私は一応、専門職といわれる仕事をしている。 新型コロナ以前は2~3か月に一度、どこぞで行われている勉強会に参加していた。「新しい知識を得るため」と「自分に自信がないから、自信をつけるため」、それはそれで楽しかったけど、時間的な制約とある程度の疲労は否めなかった。でも、母親が亡くなったのと新型コロナ流行が重なりほとんど勉強会に参加しなくなっていた。 いろいろな制約がなくなり、勉強会にも参加できるようになったけど以前ほど熱心に参加しなくなっている。それでも、年に一度開催される

          私の変わり目

          出雲大社へご参拝してきた。 職場の同僚が退職したため「ご苦労さま旅行」。 久しぶりの女2人旅、あまりキチキチに計画を立てず、ガイドブックを参考に気の向くままにのんびりと。 今年になってから、縁の深かった人たちが私の元を去っていく。 「縁が終わっていく」という感覚に近い。 知り合いの尼様に「人生の変わり目ですね」と微笑みながら言われた。 働き始めてからの17年間は「がむしゃら」「他人主体」 私は専門職だがらがむしゃらに勉強できたことは本当によかった。 後輩を指導することのむ

          私のジレンマ

          私は10年ぶりに前髪を作った。 職場では評判が良い。 前髪があると「優しく見える」「若く見える」からよいのだそうだ。 とにかく「若く見える事」は大切なんだとか。 「優しく見えること」は社会人としては大切なことだなと思う。 「若く見えるから」といわれるといつも違和感を感じてしまう。 確かに「老けている」といわれると悲しいし、若く見られることはうれしい。ただ、若く見られることがそんなに大事なんだろうか。 「若い」という要素ももちろん大切だけど、私は年を重ねるごとに備わってい

          私のジレンマ