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リーダーだって甘えたい!必見、「甘え」の環境整備

甘えることは、子供の成長には欠かせないものです。
甘えることで、安心や安全、大切にされていること、守られていること、愛されていることを感じ、確かめながら、健全に成長していきます。

しかし、大人になってしまったら、
「甘えるなんてはずかしい!」「甘ったれてるんじゃない!」などと、
もう甘えることはできない、と思っていませんか。

でも、大人だって、甘えたい時はありますよね〜。

気弱になった時、病気になった時、疲れた時、報われなかった時、がんばったあと、などなど。。

厳しくされたり攻撃されたりすることのない安心安全な環境で、
批判的なことを一切いわれることなく、気持ちに寄り添ってもらいながら、
そのままの自分を大切に扱ってもらいたい。

このような欲求はだれにでもあるもので、人間が本来持っている互いに支え合う本能に基づいるものなのです。

自分の弱さや不完全さを認め、それでもなお受け入れてもらえる体験は、心の健康を維持し、生きるエネルギーを養う源泉となります。

特にリーダーは、ストレス、責任、期待など、日頃からプレッシャーにさらされることが多いため甘えられる環境を持つことは重要です。

この、甘えられる環境を「心の安全基地」とも言います。
そこで今回は、甘えられる環境(心の安全基地)について、お話ししてみようと思います。


甘えられる環境(心の安全基地)に必要なこと

甘えたいと思った時に、取り合ってもらえなかったり、機嫌が悪そうだったりすると、拒絶されたような気持ちになり、非常に傷つきます。

では、安心して甘えるための環境には何が大切なのでしょうか。
5つのポイントを確認してみましょう。

安心安全:
一緒にいても、傷つけられることがない。
困ったとき、不安なときに、安心できる。

必要な時に応じてくれる:
いざという時に、応じてくれる。
求めていない時には、余計なことをしない。

共感してくれる:
自分の立場になってわかってくれる。
意志や気持ちを尊重して決めつけや押し付けがない。

安定性:
穏やかで気分や態度がいつも一定している。
その場の気分や都合で対応が変わらない。

誠実:
フリやポーズではなく本心から考えて接してくれる。
大事なことをちゃんと言ってくれる。


パートナーや友達が、心の安全基地となっている場合もあるかも知れませんね。
もしすでにこのような環境が整っている場合は、とても恵まれています。

まだ環境がととのっていないという場合も、安心してください。
これから、気に留めておくだけでも、安全基地に出会えるチャンスは広がっていきます。

また、自分も誰かにとっての安全基地になれると、お互いの存在として良い関係を築くことができます。
例えば、あなたがパートナーにとっての安全基地となれば、パートナーもあなたにとっての安全基地となって、幸せな関係がうまれます。

また、身近に思い当たらない場合は、メンタルヘルスコーチなどの心の専門家を頼るのもおすすめです。メンタルヘルスコーチは、相談者の心の安全基地となることを最重要事項と考えています。わたし自身も、どのような相談であっても、まずは心の安全基地を提供しながら、セッションを進めています。


まとめ;

リーダーにとって、いつでも甘えることができる環境を持つこと、心の安全基地の存在は、安心の拠り所となり、ストレスや試練から守ってくれる大切なものです。

さらには、人生の質を高め、幸福感を増大させる重要な要素です。

あなたにとっての甘えられる環境、安全基地はどのようなものでしょうか。

リーダーにとって、甘えることはとても意味のあることです。
お互い、幸せな「甘え」の環境を、整備しておきましょうね^^


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